12月4日、川崎フロンターレはACLE第6戦として山東泰山と対戦。4-0で勝利したが、その試合中に見られた華麗なプレーが称賛されている。 アジア制覇を目指してここまで5試合を戦い、3勝2敗としていた川崎。ここでの1勝はグループステージの突…

 12月4日、川崎フロンターレACLE第6戦として山東泰山と対戦。4-0で勝利したが、その試合中に見られた華麗なプレーが称賛されている。

 アジア制覇を目指してここまで5試合を戦い、3勝2敗としていた川崎。ここでの1勝はグループステージの突破に向けて大きなものとなるが、さらに、鬼木達監督の“有終の美”を飾ることにもつながる。そんな重要な試合で2トップの一角として出場したエリソンが見せた。
 2点を先行して迎えた前半アディショナルタイム。相手陣内でハイボールを競ってマイボールにしたエリソンは、ボールを一度、瀬川祐輔に預ける。同時にすぐに右サイドの高い位置にできたスペースに走り込むのだが、そこに瀬川が浮き球のパス。怪物FWの異名も持つブラジル人FWが、ここで魅せる。
 タッチラインの手前数メートルというところで、そのボールをヒールリフト。一気に中に切れ込もうとしたのだ。相手DFがファールと思われるタックルで止めたものの、主審は笛を吹かず。華麗な技術がフイに終わってしまったものの、等々力競技場が沸いた瞬間だった。

■「ゲームかと思いました」「ネイマール?」

 ヒールリフトと言えば、ブラジル代表で10番を背負うネイマールら技巧派選手しか使うことのできない技。それを、試合中に、しかもダイレクトで見せたことでSNS上にも驚きの声が多く並んだ。
「ヴィニより上手いな」
「勢いだけでなく、こういうプレーでも魅せてくれるからエリソン好きです」
「ボール止めてない状態でこんな上手いヒールリフト初めて見た」
「めっちゃ沸いた」
「ゴリゴリのパワー系かと思ったら華麗なヒールリフト」
「ネイマール?それともキャプテン翼かな(笑)。」
「エリソンのこのヒールリフトは凄かった、、、!ゲームかと思いました」
 この試合でエリソンには得点がなかったものの、試合は4-0で勝利。アビスパ福岡とのリーグ最終節を残すのみとなった今季の川崎は、次戦もこの等々力競技場で戦う。魅せるプレーと勝利でサポーターに歓喜をもたらせるか、注目の一戦となる。

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