「国立銀行カップ」(WTAインターナショナル/カナダ・ケベックシティ/9月11~17日/賞金25万ドル/室内カーペットコート)のシングルス決勝で、第7シードのアリソン・バン ウィトバンク(ベルギー)が第3シードのティメア・バボス(ハンガリー…

「国立銀行カップ」(WTAインターナショナル/カナダ・ケベックシティ/9月11~17日/賞金25万ドル/室内カーペットコート)のシングルス決勝で、第7シードのアリソン・バン ウィトバンク(ベルギー)が第3シードのティメア・バボス(ハンガリー)を5-7 6-4 6-1で破り、WTAツアー初優勝を果たした。試合時間は2時間4分。

 この結果でバン ウィトバンクは、バボスとの対戦成績を2勝0敗とした。両者は2015年3月にインディアンウェルズ(WTAプレミア・マンダトリー/ハードコート)の予選で初対戦しており、バン ウィトバンクが6-4 6-2で勝っていた。

 今大会でのバン ウィトバンクは、1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のキャロル・ジャオ(カナダ)を4-6 6-2 7-6(1)で、2回戦でマリーナ・エラコビッチ(ニュージーランド)を6-4 7-6(4)で、準々決勝で予選から勝ち上がった19歳のキャロライン・ドラハイド(アメリカ)を6-2 6-2で、準決勝では第4シードのタチアナ・マリア(ドイツ)を6-1 6-2で下して決勝進出を決めていた。

 2015年の全仏オープンで8強入りを果たし、同年10月には世界ランク41位をマークした23歳のバン ウィトバンクだが、ツアーでは過去4度の準決勝進出が最高成績だった。

 ダブルス決勝も行われ、第1シードのバボス/アンドレア・フラバチコバ(チェコ)が全豪ジュニアと全仏ジュニアの優勝ペアでワイルドカードで出場したビアンカ・アンドリースク/カーソン・ブランスティン(ともにカナダ)を6-3 6-1で倒してタイトルを獲得した。(テニスマガジン/Tennis Magazine)

※写真は「国立銀行カップ」(カナダ・ケベックシティ)でWTAツアー初優勝を果たした23歳のアリソン・バン ウィトバンク(全仏オープンでのもの)

Photo:PARIS, FRANCE - MAY 30: Alison Van Uytvanck of Belgium celebrates winning a point during the first round match against Naomi Osaka of Japan on day three of the 2017 French Open at Roland Garros on May 30, 2017 in Paris, France. (Photo by Clive Brunskill/Getty Images)