【ラ・リーガ】マジョルカ 1-5 バルセロナ(日本時間12月4日/ソン・モイシュ)【映像】「逆ギレ」で頭突き&パンチの大暴れ PK献上の悔しさからとはいえ、許される行為ではなかった。マジョルカのDFホアン・モヒカが、自ら与えたPKからバルセ…

【ラ・リーガ】マジョルカ 1-5 バルセロナ(日本時間12月4日/ソン・モイシュ)

【映像】「逆ギレ」で頭突き&パンチの大暴れ

 PK献上の悔しさからとはいえ、許される行為ではなかった。マジョルカのDFホアン・モヒカが、自ら与えたPKからバルセロナに逆転を許すと、怒りを露わにして味方へ頭突きとパンチを見舞う姿が中継映像に映し出されたのだ。

 日本時間12月4日にマジョルカはバルセロナと対戦。問題のシーンは1ー1の同点で迎えた56分だった。マジョルカのGKレオ・ロマンが蹴ったロングフィードは、DFパウ・クバルシが対応してバルセロナのボールに。するとMFダニ・オルモのスルーパスから裏に抜けたFWラミン・ヤマルにボックス内への侵入を許すと、最後はモヒカが後ろから倒してPKを与えてしまった。

 笛が吹かれた瞬間、モヒカは両手を広げてノーファウルをアピールしたが、主審はすでにイエローカードを構えていた。納得がいかず主審へ抗議するモヒカだったが、判定が覆ることはなくPKを献上する形となった。

 このPKをFWハフィーニャに決められて、マジョルカは勝ち越しを許す展開に。すると中継映像では、モヒカとMFマヌ・モルラネスのやりとりが映し出された。興奮状態にあるモヒカはモルラネスに強い口調で詰め寄ると頭突きを一発。それでも怒りが収まることなく、最後には左手で肩にグーパンチを見舞ったのだ。

 モヒカに目をつけられたモルラネスだが、PK献上の場面では最前線でFWベダト・ムリキのヘディングでの落としを予測して裏へ抜け出す動きをしており、完全にとばっちりを受ける格好となった。

 解説を務めた安永聡太郎氏は「これすごいですよね。最後パンチもあったような」と苦笑い。SNS上のファンたちも「キレすぎだろ」「モヒカがブチギレ」「狂ってるな…」「なんでモヒカが怒ってんねん」「モヒカどうしたんだよ」「興奮して味方とケンカしてる」「大暴れしてんな」「制御不能だ」「PKを与えたのお前だろ」「モヒカまじで何がしたいの?」など、行動を疑問視する声が多く見られた。

 モヒカはこの試合の12分、クリアを味方に当ててしまい失点の原因に。74分には対峙したヤマルに寄せきれずにこちらも失点し、79分、84分の自分のサイドを破られるなど、この日の全5失点に絡む格好となってしまった。

 なお、怪我で約9週間に渡って戦線離脱していたマジョルカのFW浅野拓磨は、このバルセロナ戦でベンチメンバーに復帰。ただ、最後まで出番は訪れなかった。

(ABEMA de DAZN/ラ・リーガ)