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男子プロテニス協会のATPは2日に公式サイトを更新し、2024年シーズンにツアー大会で起きた番狂せの試合として厳選した5試合を紹介した。
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5)T・モンテイロ(ブラジル) 6-4, 6-4 S・チチパス(ギリシャ)、ムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)2回戦
同大会で予選を勝ち抜いたモンテイロは、チチパスをクリーンなショットで翻弄。チチパスは今季クレーコート10勝1敗という成績でこの試合に臨んでいたが、初対戦のモンテイロを止めることはできなっかった。
4)J・フォンセカ(ブラジル) 6-0, 6-4 A・フィス(フランス)、リオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)1回戦
当時世界ランク655位で、ワイルドカード(主催者推薦)で同大会に出場した17歳のフォンセカは、ツアーレベル2試合目で第7シードのフィスを退けた。この勝利により、フォンセカは2006年生まれで初めてATPツアーの試合に勝利した選手となり、地元リオで快挙を達成した。
フォンセカは試合後「本当に嬉しい。これ以上の幸せはない。家から10分の場所で、友達や家族がみんな見ている中で初勝利を挙げるなんて」とコメント。フォンセカはその後の試合でC・ガリン(チリ)も破り8強入りしている。
3)T・マハツ(チェコ) 7-6 (7-5), 7-5 C・アルカラス(スペイン)、ロレックス・上海マスターズ(中国/上海、ハード、ATP1000)準々決勝
12連勝を記録するなど好調を維持していたアルカラスに対し、24歳のマハツは第1セットだけで20本ものウィナーをアルカラスに叩き込み勝利を手にした。マハツはこの試合で同大会史上4番目に低いランクでの準決勝進出を果たし、その実力を示した。
2)J・メンシク(チェコ)6-4, 7-6 (8-6) A・ルブレフ、カタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、ATP250)準々決勝
18歳のメンシクは、同大会でA・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)と元世界ランク1位のA・マレー(イギリス)を破り、ATPツアー初の準々決勝進出を果たした。準々決勝では当時世界ランク5位でトップシードのルブレフと対戦。
メンシクはこの試合で6つのブレークポイントをすべてしのぎ、ストレート勝利を収めた。この勝利により、メンシクは初めて世界ランキングでトップ100入りを果たした。
1)L・ナルディ(イタリア) 6-4, 3-6, 6-3 N・ジョコビッチ(セルビア)、BNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)3回戦
ナルディは同大会の予選で敗退した後、ラッキールーザーとして本戦に出場。このチャンスを活かし3回戦に進むと、幼少期からの憧れであった当時世界ランク2位のジョコビッチとの対戦が実現した。
当時世界ランク123位だったナルディは、同大会で5度の優勝経験を持つジョコビッチとフルセットの激闘を演じると、ファイナルセットではジョコビッチからウィナーを16本決めて勝利し、テニス界を驚かせた。

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