3年契約の2年目は14勝7敗、防御率2.36の好成績をマーク ソフトバンクの有原航平投手が4日、みずほPayPayドーム内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸4億円プラス出来高払いで来季の契約にサインした。3年契約の2年目となる…

3年契約の2年目は14勝7敗、防御率2.36の好成績をマーク

 ソフトバンクの有原航平投手が4日、みずほPayPayドーム内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸4億円プラス出来高払いで来季の契約にサインした。3年契約の2年目となる今季は26試合に登板して14勝7敗、防御率2.36と好成績を収め、日本ハムの伊藤大海投手とともに最多勝のタイトルを獲得。4年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献した。(金額は推定)

「球団からもよくやったというふうに言ってもらえたので。いいシーズンだったなと思います」。32歳右腕は今季を振り返り「イニング数だけですかね。満足できたのは。負け数も多かったですし、もっとなんとかできた試合も多かったので。来年はもっと成長できれば」と評価を語った。

 今季は3月29日のオリックス戦(京セラドーム)で開幕投手を任され、7回途中1失点の好投で白星を挙げた。投球回数182イニング2/3はリーグトップと、フル回転。小久保裕紀監督からは早くも来季の開幕投手に指名されている。

「まさかこんなに早く決めていただけるとは思っていなかったので。ちょっとびっくりしましたけど、調整はしやすいと思うので。もちろん責任があるので、しっかりと合わせていきたい」

 来季に向けては小久保監督からすでに春季キャンプの「S班」に指名されており、来年2月上旬の調整を一任されている。リーグ連覇、そして今年は届かなかった日本一に向け、投手陣の柱として期待される。

※12月4日14時15分、一部を加筆・修正しました。(Full-Count編集部)