3日、AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)のリーグステージ第6節が行われ、ジョホール・ダルル・タクジム(JDT/マレーシア)vsブリーラム・ユナイテッド(タイ)の一戦は、0-0のゴールレスドローとなった。 ここまで2勝で6位のJ…

3日、AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)のリーグステージ第6節が行われ、ジョホール・ダルル・タクジム(JDT/マレーシア)vsブリーラム・ユナイテッド(タイ)の一戦は、0-0のゴールレスドローとなった。

ここまで2勝で6位のJDTと勝ち点で並ぶ10位のブリーラムの一戦。この試合はカードが乱発する荒れた展開となった。

開始4分でフアン・ムニスにイエローカードが出されると、10分にはブリーラムがカウンターからビッグチャンス。縦パスに対して右サイドからディオン・コールズが走り込むと、対応したムリロが押す形となり主審はイエローカードを提示。VARチェックが行われると、わずかにボックス外だったと判定され、ムリロはDOGSOでレッドカードに変更となり、13分で退場となる。

早々に10人となってしまったJDT。ブリーラムは数的有利な状況を生かして行きたいが、ホームのJDTには大声援が送られる。

ポゼッションができないJDTはロングボールをベルクソン・ダ・シルバに送って攻撃を仕掛けることに。それでもなんとかボールを繋いで時間を作ると、ブリーラムはカウンターで一気にゴールに迫る展開となる。

焦りなのか、ブリーラムはなかなか良い形を作れないでいると、こちらもアクシデント。44分にFKを獲得すると、倒されたティーラトン・ブンマタンがアリフ・アイマン・ハナピに起こされた際にちょっかいを出すと、VARチェックの結果、報復行為として一発レッドで退場となった。

両チームの選手、そしてスタンドのファンもヒートアップし、要らない退場となってしまったティーラトン。両チームともに退場者を出した試合はゴールがなかなか生まれない。

後半も互いがやり合う展開となり、ゴールを目指していく中、それでもゴールは生まれず。するとアディショナルタイム1分、JDTが攻め込んだもののこれは対応されると、ブリーラムはカウンターを仕掛けようとしたが、ギリェルメ・ビッソリはわずかに追いつけずラインを割ることに。しかし、なぜかパク・ジュンヒョンがギリェルメ・ビッソリに対して両足裏を見せてタックル。一発退場となり、JDTは2人の退場者を出すこととなった。

両チーム合わせてイエローカード5枚、レッドカード3枚が飛び交った試合は、何も生まれず0-0のドローに終わった。

ジョホール・ダルル・タクジム 0-0 ブリーラム・ユナイテッド