１２月４日、川崎フロンターレはACLEの第６戦として山東（中国）と対戦する。その試合を前に、３日、等々力競技場で山東泰…
１２月４日、川崎フロンターレはACLEの第６戦として山東（中国）と対戦する。その試合を前に、３日、等々力競技場で山東泰山のタン・ティアンコーチとファン・ジェンユーが出席した。
山東にとっては、歓喜に包まれた競技場である。今年２月に両チームはACLラウンド８を懸けてホーム＆アウェイで対戦。中国での第１戦では川崎が３－２で勝ったものの、逆に日本での試合では山東が４－２で勝利。逆転でラウンド１６にコマを進めていた。
タンコーチは川崎について２月の対戦時との印象は大きく変わらないと話しており、「川崎さんは大きなプレッシャーをかけて、我々の選択肢を狭めてくると考えています。私たちのDFのミスを促すようなプレッシャーをかけてくると思うので、そこを修正・対応しながら効果的にカウンターを狙って得点を取りたい」と試合のイメージを話す。
タンコーチに改めて川崎の印象を聞けば、「川崎フロンターレさんはACLとJリーグですごく強い印象がある」と話す。そのうえで、「特に鬼木達監督はアジアレベルで、水準が非常に高いと思います。選手を常に攻撃的な姿勢に持って行くような指導されている部分が印象的。川崎を一言で表すのであれば、攻撃的なチーム」と敵将を賞賛した。
■警戒する２選手とは
さらに、警戒する名前を聞けば２選手を挙げる。家長昭博とチョン・ソンリョンだ。
タンコーチは、「他の選手と比較しても、同じような年で、同じようなパフォーマンスを出している選手はいない。彼らのサッカーへの熱意の繁栄でもあり、選手としてのキャリアを管理されている印象を持っている。２人にはぜひアジアでのロールモデルになってほしい」と語る。
同席したファン・ジェンユーも家長昭博を警戒するとしており、「私自身もDMFとして、このチームと試合ができることをとても楽しみです。私自身が川崎を相手にどこまでできるか、何ができるのかを試すとてもいい機会だと思います」と口にした。
（取材・文／中地拓也）
