男子プロバスケットボールBリーグ2部(B2)に所属するベルテックス静岡の運営会社は1日、来季のB1昇格を見据え、B1ライセンス(B1リーグ戦に参加できる資格)を申請したと発表した。ホームタウンの静岡市がJR東静岡駅前に8千席以上のアリーナ…
男子プロバスケットボールBリーグ2部(B2)に所属するベルテックス静岡の運営会社は1日、来季のB1昇格を見据え、B1ライセンス(B1リーグ戦に参加できる資格)を申請したと発表した。ホームタウンの静岡市がJR東静岡駅前に8千席以上のアリーナを建設する基本計画案を発表し、ライセンス交付に必要な基準を満たすめどが立ったという。
申請は11月29日付。2025年4月末ごろにライセンスが交付されるかどうかが決まる見通しだ。昨年は、施設の要件である5千人以上を収容できるホームアリーナの確保にめどが立たないとして申請を見送っていた。
市の基本計画案によると、アリーナは30年春の開業を目指している。アリーナ新設計画がある場合は「3年以内の着工または5年以内の竣工(しゅんこう)」などの条件に見通しが立った。売上高3億円以上、18歳以下のユースチームの整備といった他の条件は既に満たしているという。
チームはここまで9勝10敗で西地区3位。1日にホームで富山グラウジーズに敗れ、今季初めて勝率5割を切った。(斉藤智子)