【ベルギーリーグ】シント=トロイデン 2-2 へンク(日本時間12月1日/大王わさびスタイエンスタジアム)【映像】伊藤涼太郎、「ノールックパス」でアシスト 日本人コンビのお膳立てから、ゴール期待値たったの『5%』のシュートが成就した。シント…
【ベルギーリーグ】シント=トロイデン 2-2 へンク(日本時間12月1日/大王わさびスタイエンスタジアム)
日本人コンビのお膳立てから、ゴール期待値たったの『5%』のシュートが成就した。シント=トロイデンのDF小川諒也が繋ぎ、MF伊藤涼太郎のラストパスから同点ゴールが生まれると、海外のサポーターたちが歓喜している。
シント=トロイデンは、日本時間12月1日のベルギーリーグ第16節で、ヘンクとのリンブルフ・ダービーに臨んだ。日本人選手はMF藤田譲瑠チマを筆頭にGK小久保玲央ブライアン、DF小川、MF伊藤と4名が揃って先発し、MF山本理仁はベンチスタートとなった。
注目のシーンは1点を追いかける66分だった。ドリブルでボックス手前まで運んだ伊藤のクロスはDFマッテ・スメットにクリアされるが、このボールを小川が回収。MFヤルネ・ステウカースと対峙した小川は、ボックス内のギャップに入り込んだ伊藤にパスを通す。
前後から敵のプレッシャーを受けていた伊藤は、ゴール方向に身体の向きを変えて、右足のアウトサイドで「ちょん」とノールックで横パスを送る。最後は走り込んだFWアドリアーノ・ベルタッチーニが右足を振り抜いて、ゴールネットを豪快に揺らした。
ゴール期待値はわずか『5%』とかなり確率の低いシュートがゴールネットを揺らすと、スタジアムのファンたちも歓喜。さらに海外のファンたちはSNSで「ようやく訪れたイコライザーはイトウのパスから」「難しいゴールを決めた!」「素晴らしいゴールだ」と大盛り上がり。さらにアシストした伊藤については「試合を通して違いを作っていた」「ベルギーのより高いレベルで見てみたい」など賛辞が送られている。
なお、伊藤は88分までプレーし43本中38本のパスを成功させるなど成功率88%を記録し、キーパスは3つ。さらにデュエルでも15回中9回に勝利するなど守備でも貢献しており、データサイト『Sofascore』の採点ではチーム2位の「7.8」が付けらた。
(ABEMA de DAZN/ベルギーリーグ)