高橋はかつて11勝もマークしていた(C)産経新聞社 巨人から戦力外通告を受けた高橋優貴が社会人野球のミキハウスで現役を続行することを2日、同社野球部が発表した。【関連記事】「菅野君の穴はこの若いピッチャーたちで埋めていける」桑田2軍監督から…
高橋はかつて11勝もマークしていた(C)産経新聞社
巨人から戦力外通告を受けた高橋優貴が社会人野球のミキハウスで現役を続行することを2日、同社野球部が発表した。
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高橋優は青森・八戸学院大から2018年ドラフト1位で入団。最速152キロの直球とスクリューが持ち味。ルーキーイヤーから18試合に登板すると、大きく飛躍したのは21年シーズン。開幕ローテーション入りを果たすと、チーム最多の11勝(9敗)を挙げ、存在感を示した。
その後も先発陣の軸を担う選手として期待を集めたが、翌22年は1勝(5敗)止まり。同年オフに左肘のクリーニング手術を受け、育成契約となり、翌23年4月に支配下に復帰したが、0勝1敗、防御率5.14に沈んだ。
復活が期待された今季も1軍登板はなく、今オフ、チームから戦力外通告を受けていた。
高橋はミキハウス野球部の公式HPに「先日の日本選手権の試合を見させていただき、このチームで野球をやりたいと感じ、その一員になれることを嬉しく思います。都市対抗、日本選手権での優勝を目指し、日々チームの皆さんと練習に励みたいと思います。温かいご声援をいただきますよう、よろしくお願いします」と抱負を語った。
またミキハウスには元巨人の桜井俊貴も在籍しており、2年連続で巨人のドラ1投手が入団することも注目を集めている。その桜井は10月31日に行われた社会人野球日本選手権の1回戦で完封勝利。復活した姿を見せたことも話題を呼んだ。
来年1月1日より入部することが決定。新天地での活躍が期待される左腕にはSNS上でも巨人ファンの間から「(21年の)11勝を忘れない」「社会人でも頑張ってこい」「いつまでも応援してます」と温かい応援の声が続々とあがっている。
結果を残せば、社会人から再度NPB入りも十分ありうる。新たな働き場所で存在感を示せるか、今後のパフォーマンスも注目となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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