【WWE】RAW(11月25日・日本時間26日/アリゾナ・グレンデール)【映像】123キロ“大女”をリフトする衝撃光景 華奢だが絶対的な体幹を誇るアスリート女子レスラーが最重量級の怪物女子を衝撃のリフトアップでぶん投げた。ケガで離脱した相棒…
【WWE】RAW(11月25日・日本時間26日/アリゾナ・グレンデール)
華奢だが絶対的な体幹を誇るアスリート女子レスラーが最重量級の怪物女子を衝撃のリフトアップでぶん投げた。ケガで離脱した相棒が乗り移ったかのような規格外の筋力に、実況も「とんでもないパワー」と驚きを隠せない様子だった。
WWE「RAW」で、ナイア・ジャックスとビアンカ・ベレアの”女子ウォーゲームス”前哨戦での一コマ。
ビアンカの女子タッグ王者の相棒、ジェイド・カーギルの負傷離脱が決定的となり、ビアンカ率いるチームに欠員が出て、盤石のナイア&リヴ・モーガンの女子王者同盟チームとの対戦は絶体絶命状態。この試合に勝てば、5対5対抗で先に1人多く投入できるアドバンテージを得ることができる。
とはいえ123キロ(公称)現在はさらにウェイトがあると思われる怪物、ナイア相手に75キロのビアンカは大苦戦。ビアンカは持ち前のスピードでナイアのパワフルな攻撃をかわし抵抗するが、重すぎるセカンドロープからのギロチン投下に虫の息だ。
それでもナイアのトップロープ攻撃でのわずかな隙を突いてビアンカは123キロの巨体を両腕でリフトアップ。ABEMAのWWE解説、もりおも「えっ?ここから?」と驚きの声。ファンも「いや無理だろ」「上げられない」「持ち上がるのか?」「えええ」とどよめくなか、マット目掛けて巨体にデッドリードライブを敢行。女子戦線で最も重いナイアを見事に投げきると、もりおは「とんでもないパワー」と感嘆の声、続いてファンも 「嘘でしょ」「力持ち」「すげえな」と続いた。
巷では”女アンドレ・ザ・ジャイアント”との異名どおり絶対的な重さを誇るナイアを投げるのは女子スーパースターにとっては至難の業。今年の女子バトルロイヤルでの衝撃のデビューで、ビアンカの相棒ジェイドが2度ナイアを投げ、ファンの度肝を抜いたそのパワーが乗り移ったかのようだ。
試合は、ライバル関係にあったベイリーがビアンカへ加勢する予想外の介入で、辛くも勝利を拾ったビアンカ。自ら「親友のような存在」と全幅の信頼を寄せていたタッグパートナーの不在を1人で担う強い気概を感じさせる戦いぶりだった。(ABEMA/WWE『RAW』)