好成績も…オフに発表されるアワードで“無冠”のオズナ MLB公式サイトのアンソニー・カストロビンス記者は30日(日本時間12月1日)、好成績を残しながら“表彰されない”選手を「2…
好成績も…オフに発表されるアワードで“無冠”のオズナ
MLB公式サイトのアンソニー・カストロビンス記者は30日(日本時間12月1日)、好成績を残しながら“表彰されない”選手を「2024オール“アワードレス”チーム(受賞をしなかった選手のベストナイン)」をピックアップ。ナ・リーグでシーズン中には一時3冠王も視界にとらえていたマルセル・オズナ外野手も入った。
同記事では「見過ごされたり、歴史的な活躍をした選手によって奪われてしまう、優秀なシーズンを送った選手たちが常に存在する」と、他にもカブスの鈴木誠也外野手などが選出されている。
昨季40本塁打100打点をマークしたオズナは、今季も開幕から好調を維持し、前半戦は大谷と3本差で2位の26本塁打、打点は大谷に8差をつけてトップを走っていた。
しかし、本塁打は8月21日(同22日)から9月17日(同18日)まで26試合ノーアーチ。その期間に大谷は9本塁打を放ち、最終的には大谷が54本、オズナが39本。大谷に大差をつけられ、本塁打王の座を譲った。首位打者争いでも9月26日(同27日)の時点で首位がパドレスのルイス・アラエス内野手の打率.312、オズナは.310で2位で、逆転のチャンスがあったものの、追い抜くことは出来なかった。
同記者は「オール・アワードレスDHにオズナが選ばれるのは、これで2年連続だ」と紹介。今季オズナは打撃タイトルをはじめ、オフに発表されるシルバー・スラッガー賞なども手にできなかった。短縮シーズンで本塁打と打撃の2冠、エドガー・マルティネス賞とシルバー・スラッガー賞を手にして以来は、なかなかタイトルに恵まれていない。(Full-Count編集部)