オドーアは開幕直前に退団、ブルペンを支えたバルドナードとケラー 巨人は今季、77勝59敗7分けで4年ぶりリーグ優勝を飾った。長い戦いの中で、外国人選手の活躍も大きかった。今季1軍で出場した助っ人の働きを振り返る。 投手ではフォスター・グリフ…
オドーアは開幕直前に退団、ブルペンを支えたバルドナードとケラー
巨人は今季、77勝59敗7分けで4年ぶりリーグ優勝を飾った。長い戦いの中で、外国人選手の活躍も大きかった。今季1軍で出場した助っ人の働きを振り返る。
投手ではフォスター・グリフィン投手が20先発で6勝4敗、防御率3.01。6月以降は安定した投球を見せた。救援ではアルベルト・バルドナード投手がチーム最多の58試合に登板し、2勝3敗9セーブ26ホールド、防御率2.44。カイル・ケラー投手は52登板で2勝2敗1セーブ20ホールド、防御率1.53と活躍した。
一方、来日2年目のヨアンデル・メンデス投手は僅か2登板で2敗、防御率12.46。4月3日の中日戦は4回4失点、9月8日のDeNA戦は1/3回で4失点(自責2)でKOされた。
野手ではメジャー通算178本塁打を放ったルーグネット・オドーア外野手が鳴り物入りで入団も、開幕直前の3月26日に退団した。オープン戦で打率.176、0本塁打、0打点、9三振。球団が2軍調整を提案したところ、退団を申し出た。エスタミー・ウレーニャ内野手は4月19日に支配下登録されたが、7打数無安打に終わり、6月7日に抹消されてからは1軍機会がなかった。
途中入団のヘルナンデスは大活躍も…左手首骨折で離脱
エリエ・ヘルナンデス外野手は5月10日に入団。5月28日に1軍昇格し、56試合で打率.294(221打数65安打)、8本塁打、OPS.798と活躍した。ところが、8月11日の中日戦でスライディングキャッチを試みた際に左手首を骨折する不運。レギュラーシーズンはそのまま終了し、クライマックスシリーズで復帰した。
もう1人途中加入したのがココ・モンテス内野手だ。7月11日に入団。7月26日のDeNA戦で1軍デビューし、46試合で打率.272、1本塁打、14打点をマークした。
また、2軍では20歳の育成、フリアン・ティマ外野手が15本塁打をマーク。9月25日にチェコ出身のマレク・フルプ外野手を育成で獲得した。リーグ連覇、13年ぶり日本一を目指す来季へ、今後の助っ人補強も注目される。(Full-Count編集部)