◇欧州男子◇ISPS HANDAオーストラリアオープン 最終日(1日)◇キングストンヒースGC(オーストラリア)◇7259yd(パー72)オーストラリアのナショナルオープンでリッグス・ジョンストン(米国)がツアー初優勝を飾った。首位タイス…

ツアー初優勝のリッグス・ジョンストン(中央)ら3人が来年7月「全英オープン」切符を獲得

◇欧州男子◇ISPS HANDAオーストラリアオープン 最終日(1日)◇キングストンヒースGC(オーストラリア)◇7259yd(パー72)

オーストラリアのナショナルオープンでリッグス・ジョンストン(米国)がツアー初優勝を飾った。首位タイスタートから1番(パー5)でイーグルを決めるなど、1イーグル5バーディ、3ボギーの「68」をマーク。通算18アンダーで後続に3打差をつけた。今季は3部ツアーにあたるPGAツアーアメリカズでプレーした24歳にとって、主要ツアーでの初タイトルとなった。

2016年の「全米アマ」と「アジアアマ」を制した28歳のカーティス・ラックが15アンダー2位。LIVゴルフが主戦場のマーク・レイシュマン、23年「アジアアマ」覇者のジャスパー・スタッブス(いずれもオーストラリア)が14アンダー3位で続いた。ジョンストン、ラック、レイシュマンの3人が来年7月のメジャー「全英オープン」(北アイルランド・ロイヤルポートラッシュGC)の出場権を得た。

ジョンストンと並ぶ首位タイから出たルーカス・ハーバート(オーストラリア)は「74」で12アンダー5位。前年覇者のホアキン・ニーマン(チリ)、前週優勝のエルビズ・スマイリー(オーストラリア)、10月の「アジアアマ」優勝後にプロ転向した20歳のウェニー・ディン(中国)らが同順位で並んだ。

ミンウ・リーは5アンダー27位、2022年「全英オープン」覇者のキャメロン・スミス(ともにオーストラリア)は3アンダー39位で終えた。

アマチュアの中野麟太朗(早大3年)は出だし1番(パー5)でバーディ先行も、3番パー4で「8」をたたくと、さらにボギーが重なってハーフ「45」と大苦戦。トータル「90」と崩れて15オーバー65位に沈んだ。

申ジエが2013年以来の大会2勝目(Darrian Traynor/Getty Images)

同時開催の女子(パー73)では申ジエ(韓国)が2013年以来の大会2勝目を飾った。首位スタートから2イーグル4バーディ、3ボギー1ダブルボギーの「70」で回り、通算17アンダー。2連覇中だったアシュリー・ブハイ(南アフリカ)に2打差をつけて逃げ切った。

日本勢は杉原彩花が5オーバー20位、金澤志奈が9オーバー27位だった。