【明治安田J1リーグ】FC町田ゼルビア 1－0 京都サンガF.C.（11月30日／町田GIONスタジアム）【映像】ゴールの中から出現？ 町田の「トリック新CK」　FC町田ゼルビアの新戦術が話題となっている。コーナーキックの場面でMF相馬勇紀…

【明治安田J1リーグ】FC町田ゼルビア 1－0 京都サンガF.C.（11月30日／町田GIONスタジアム）

【映像】ゴールの中から出現？ 町田の「トリック新CK」

　FC町田ゼルビアの新戦術が話題となっている。コーナーキックの場面でMF相馬勇紀が、相手ゴールの中からファーに動き出してクロスボールをヘディングシュート。奇跡のムーブで決定機を迎えた。

　明治安田J1リーグ第37節、京都サンガF.C.戦の30分だった。FC町田ゼルビアが得意のコーナーキックのチャンスを得ると、キッカーのMF下田北斗は正確な左足のクロスをファーサイドへと届けた。これに反応したのが、今夏に町田に加入したばかりの相馬だ。

　相馬は身長166cmとサッカー選手としてはかなり小柄のため、クロスを頭で合わせることは容易ではない。しかしなんと、相手ゴールの中からファーサイドに飛び出す神出鬼没の動きで相手のマークを外すことに成功。フリーで強烈なヘディングシュートを枠内に放った。

　フィニッシュは京都のGK太田岳志のビッグセーブに遭い、そのこぼれ球も押し込むことができずにネットを揺らすことはできなかった。それでもシュートへと持ち込んだプレーに、ファンは驚愕。「相馬どこからきたのw」「ゴールの中から出てきたw」「相馬www」「トリックプレー」「面白い動き」「そこ通っていいの？」などの反響が出ている。

　この場面では得点を決めることができなかった相馬だが、67分に得意のサイドでの仕掛けからクロスを上げて相手のオウンゴールを誘発。このゴールが決勝点となり、FC町田ゼルビアが1ー0の勝利を収めた。

　なお、同時刻開催だったヴィッセル神戸は、柏レイソルと1－1のドロー。37節を終えて神戸が勝点69で首位、町田が勝点66で暫定2位となり、12月1日に試合を控えるサンフレッチェ広島を含めて（36節時点で勝点65）、J1優勝争いは12月8日の最終節まで持ち越しとなった。

（ABEMA de DAZN／明治安田J1リーグ）