【グランドスラム オブ カーリング】ナショナル・準々決勝 (12月1日/カナダ)【映像】え?まさかの一挙5失点シーン(実際の様子) グランドスラム オブ カーリング「ナショナル」はノックアウトステージまで進み、ロコ・ソラーレ(Fujisaw…

【グランドスラム オブ カーリング】ナショナル・準々決勝 (12月1日/カナダ)

【映像】え?まさかの一挙5失点シーン(実際の様子)

 グランドスラム オブ カーリング「ナショナル」はノックアウトステージまで進み、ロコ・ソラーレ(Fujisawa)は準々決勝で世界ランキング4位のチーム・エイナーソン(Einarson/カナダ)と対戦。第2エンドで一挙5点を奪われる展開となり、今大会はベスト8敗退となった。

 オープンな展開となった第1エンドだったが、後攻のチーム・エイナーソンはブランクエンドにすることができずにロコ・ソラーレはスティールで1点を先制する。しかし、第2エンドではまだ曲がりや滑りの未知数なアイスやストーンのクセにうまく対応できずに、イメージ通りの石を配置することができない。そこにつけ込まれる形で大量5失点を喫した。さらに続く3エンド、4エンド共にコーナー戦に活路を見出すが、相手セカンドのブリタニー・トラン、サードのヴァル・スウィーティングらの好ショットでうまくいなされ、逆に連続スティールを許す。前半4エンドを終えて1-7と大きくビハインドを負ってしまう。序盤は世界有数のフィニッシャーである、ケリ・エイナーソンの決定力が光った。

 ハーフタイム明けの第5エンドには2点を返し反撃の狼煙を上げ、第6エンドでは相手のミスもからんでスティールのチャンスも作ったが、スキップのエイナーソンは大崩れはせず1点を確保。ビッグエンドを狙って前がかりになった第7エンドも攻め切れずに結果的には4点を奪われ、第7エンド終了時にコンシードとなった。

 今季のグランドスラムでは3大会連続のクオリファイ(プレーオフ進出)を果たしたが、今大会はベスト8で終了。試合後、セカンドの鈴木夕湖はこの敗戦について「しっかりフィードバックして、次の大会に活かしたい」と前向きに語った。次戦「マスターズ」は来年1月14日からカナダ・オンタリオ州グエルフで行われる。

(ABEMA『SPORTSチャンネル』)