ヤクルト・高津臣吾監督(56)が11月30日、神宮でのファン感謝デーで来季のスローガンを公募で決めることを発表した。「来年のスローガンを発表する予定だったんですけど、ぜひ今回はチームスワローズとして皆さんにも考えていただきたい」。3年ぶり…

 ヤクルト・高津臣吾監督(56)が11月30日、神宮でのファン感謝デーで来季のスローガンを公募で決めることを発表した。「来年のスローガンを発表する予定だったんですけど、ぜひ今回はチームスワローズとして皆さんにも考えていただきたい」。3年ぶりの覇権奪還に不可欠なファンの声援。いま一度、チームスワローズの大きな力を結集させることが狙いだ。

 2年連続で5位と低迷。「ふがいない成績」の中で、来季6年目に突入する高津政権は大きくかじを切った。球団では例のない25年スローガンを公募する提案は、指揮官自らの強い希望だった。営業企画グループの河村拓さんが公募するに至った経緯を説明。「チームスワローズでより戦っていく意識をみんなにも伝えたい」という高津監督の願いを明かした。

 この日から球団ホームページで公募を開始。集まった案の中から、高津監督自ら選定する。「皆さんのチームであるヤクルトスワローズのために、素晴らしいスローガンを考えていただきたい」。ともに戦い、喜びを分かち合うための合言葉に変えていく。