11月30日(現地時間29日、日付は以下同)。「エミレーツNBAカップ」(旧インシーズン・トーナメント)はグループリーグ6日…
11月30日(現地時間29日、日付は以下同)。「エミレーツNBAカップ」(旧インシーズン・トーナメント)はグループリーグ6日目を迎え、計10試合が行われた。
この日の結果によって、イースタン・カンファレンスのグループCではアトランタ・ホークスとボストン・セルティックスが3勝1敗で並んだ。得失点差ではセルティックス(+23)がホークス(+15)を上回るも、13日の直接対決でホークスが勝ったため、タイブレイク方式によってホークスの首位通過が決定。
30日終了時点で、決勝トーナメント進出を決めているのはホークスのほか、ウェスタン・カンファレンスのグループA首位のヒューストン・ロケッツ(3勝0敗/得失点差+49)、グループC1位のゴールデンステイト・ウォリアーズ(3勝0敗/得失点差+12)の計3チーム。
グループリーグは12月4日が最終日で計11試合が組まれている。イーストのグループAは3勝0敗で並ぶオーランド・マジックとニューヨーク・ニックス、グループBでも同じく3勝0敗のミルウォーキー・バックスとデトロイト・ピストンズが直接対決し、勝利チームがグループリーグ首位通過となる。
ウェストのグループBはサンアントニオ・スパーズ、オクラホマシティ・サンダー、フェニックス・サンズが2勝1敗で並んでおり、最終日にスパーズとサンズが激突。サンダーがユタ・ジャズを下した場合、スパーズ対サンズの勝利チームと3勝1敗で並ぶため、直接対決を制しているチームが抜け出すこととなる。
決勝トーナメントへ駒を進めることができるのは東西各4チーム。グループ2位で終えた3チームのうち、最も成績の良い1チームがワイルドカードとしてグループリーグを突破できる。
ただ、初代王者ロサンゼルス・レイカーズは、30日のサンダー戦を落として2勝2敗の得失点差-24になったため、グループリーグ敗退が濃厚となった。
グループ内、さらにはワイルドカード争いで戦績が並んだ場合のタイブレイクは、順番に直接対決の結果、得失点差、総得点数(延長にあげた得点は除外)、昨シーズンの成績で決まるため、12月4日の最終日は試合終了後のスコアもポイントになってくる。
なお、一発勝負の決勝トーナメントは、12月11日と12日に準々決勝、15日に準決勝、18日に決勝が開催され、準決勝からはネバダ州ラスベガスにあるTモバイル・アリーナが会場となる。
30日終了時点における、NBAカップの各グループ順位表は下記のとおり(x=準々決勝進出決定、*=グループリーグ敗退決定、勝敗数の右側にある数字は得失点差、『NBA.com』参照)。
■エミレーツNBAカップ グループリーグ順位表(6日目終了時点)
<イースタン・カンファレンス>
・グループA
1位.オーランド・マジック(3勝0敗/+60)
2位.ニューヨーク・ニックス(3勝0敗/+15)
3位.フィラデルフィア・セブンティシクサーズ*(1勝2敗/-9)
4位.ブルックリン・ネッツ*(1勝3敗/-39)
5位.シャーロット・ホーネッツ*(0勝3敗/-27)
・グループB
1位.ミルウォーキー・バックス(3勝0敗/+29)
2位.デトロイト・ピストンズ(3勝0敗/+28)
3位.マイアミ・ヒート*(2勝2敗/+20)
4位.トロント・ラプターズ*(0勝3敗/-28)
5位.インディアナ・ペイサーズ*(0勝3敗/-49)
・グループC
1位.アトランタ・ホークスx(3勝1敗/+15)
2位.ボストン・セルティックス(3勝1敗/+23)
3位.シカゴ・ブルズ*(2勝2敗/+6)
4位.クリーブランド・キャバリアーズ*(1勝2敗/-1)
5位.ワシントン・ウィザーズ*(0勝3敗/-43)
<ウェスタン・カンファレンス>
・グループA
1位.ヒューストン・ロケッツx(3勝0敗/+49)
2位.ポートランド・トレイルブレイザーズ(2勝1敗/-5)
3位.ミネソタ・ティンバーウルブズ*(2勝2敗/-13)
4位.ロサンゼルス・クリッパーズ(1勝2敗/-6)
5位.サクラメント・キングス*(0勝3敗/-25)
・グループB
1位.サンアントニオ・スパーズ(2勝1敗/+14)
2位.オクラホマシティ・サンダー(2勝1敗/+18)
3位.フェニックス・サンズ(2勝1敗/+19)
4位.ロサンゼルス・レイカーズ(2勝2敗/-24)
5位.ユタ・ジャズ*(0勝3敗/-27)
・グループC
1位.ゴールデンステイト・ウォリアーズx(3勝0敗/+12)
2位.ダラス・マーベリックス(2勝1敗/+41)
3位.デンバー・ナゲッツ(1勝2敗/+2)
4位.メンフィス・グリズリーズ(1勝2敗/-6)
5位.ニューオーリンズ・ペリカンズ*(1勝3敗/-49)