JRAは30日、第25回チャンピオンズC(GI、ダ1800m)の前日最終オッズを発表した。連覇を目指してラストランを迎えるレモンポップ(牡6、美浦・田中博康厩舎)が単勝2.2倍で1番人気、JBCクラシックを制したウィルソンテソーロ(牡5、美…

JRAは30日、第25回チャンピオンズC(GI、ダ1800m)の前日最終オッズを発表した。

連覇を目指してラストランを迎えるレモンポップ(牡6、美浦・田中博康厩舎)が単勝2.2倍で1番人気、JBCクラシックを制したウィルソンテソーロ(牡5、美浦・小手川準厩舎)が単勝5.1倍で2番人気。

以下、ペプチドナイル(牡6、栗東・武英智厩舎)が単勝7.6倍で3番人気、サンライズジパング(牡3、栗東・音無秀孝厩舎)が単勝9.6倍で4番人気、ガイアフォース(牡5、栗東・杉山晴紀厩舎)が単勝10.5倍で5番人気。

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■1強は圧倒的な勢いが必要

過去10年、単勝2.9倍以下は【1.1.0.2】で、好走したのは2016年2着アウォーディーと18年1着ルヴァンスレーヴ。この2頭はいずれも、その年およびそれまでのダート競走において1度も馬券外ひいては連対を外したことがなかった。一方、4着だった2020年のクリソベリルと22年のテーオーケインズはその年に馬券外に敗れたことがあった。圧倒的な勢いがあれば、それだけの支持に応える走りが可能ということか。重箱の隅をつつくようだが、レモンポップの頭固定にはやや不安が残る。

安定して好走が多いのは、単勝3.0~4.9倍【3.4.1.6】複勝率57.1%。ウィルソンテソーロがどこまで人気に推されるか要注目だ。これに続くのは単勝7.0~14.9倍のゾーンで【2.2.3.19】と馬券絡み多数。このうち、馬番10番以内なら【2.2.3.7】複勝率50.0%、複勝回収値188をマーク。外を回した馬には厳しい傾向にあるレースなので、2桁馬番になると好走率が下がる。ペプチドナイルやクラウンプライドは押さえて損はないだろう。対してガイアフォースは大外枠のわりに過剰人気の感も。

単勝30.0~99.9倍のゾーンも【1.2.3.37】と、穴馬の激走がしばしば。このうち父と母父がサンデーサイレンス系、ネイティブダンサー系の配合だった馬が【1.1.2.12】複勝率25.0%、複勝回収値250を記録する。ダート中距離戦ながら時計が速くなりやすく、芝の主流血統が走りやすい本レースにおいて、人気薄は血統のあと押しが大きいようだ。昨年好走のドゥラエレーデや、牝馬のアーテルアストレアは穴の資格あり。

馬連は(2)レモンポップ-(8)ウィルソンテソーロが6.8倍、3連複は(2)レモンポップ-(4)ペプチドナイル-(8)ウィルソンテソーロが13.2倍、3連単は(2)レモンポップ→(8)ウィルソンテソーロ→(4)ペプチドナイルが39.2倍で1番人気。

■30日・前日最終オッズ

人気

馬名

単勝

1

レモンポップ

2.2

2

ウィルソンテソーロ

5.1

3

ペプチドナイル

7.6

4

サンライズジパング

9.6

5

ガイアフォース

10.5

6

クラウンプライド

17.0

7

ハギノアレグリアス

18.8

8

セラフィックコール

20.0

9

ドゥラエレーデ

32.6

10

テーオードレフォン

44.3

11

ミックファイア

45.9

12

アーテルアストレア

72.7

13

ペイシャエス

76.8

14

スレイマン

104.7

15

ミトノオー

138.9

16

グロリアムンディ

207.8

※出馬表・結果・成績・オッズなどのデータは、必ず主催者発表のものと照合し確認してください。

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