◇欧州男子◇ISPS HANDAオーストラリアオープン 3日目(30日)◇キングストンヒースGC(オーストラリア)◇7259yd(パー72)LIVゴルフが主戦場のルーカス・ハーバート(オーストラリア)が1バーディ、1ボギーの「72」とパー…

ホアキン・ニーマンが連覇へ3位浮上※撮影は「パリ五輪」

◇欧州男子◇ISPS HANDAオーストラリアオープン 3日目(30日)◇キングストンヒースGC(オーストラリア)◇7259yd(パー72)

LIVゴルフが主戦場のルーカス・ハーバート(オーストラリア)が1バーディ、1ボギーの「72」とパープレーながら、通算14アンダーで首位をキープして最終日を迎える。昨年4月の日欧共催「ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!」以来のツアー4勝目を狙う。同スコアでツアー未勝利のリッグス・ジョンストンが並んだ。

前年大会で星野陸也とのプレーオフを制したホアキン・ニーマン(チリ)が10番スタートの“裏街道”から1イーグル7バーディ、1ボギーでこの日のベストスコア「64」をマーク。前週優勝のエルビズ・スマイリー(オーストラリア)、10月の「アジアパシフィックアマチュアゴルフ選手権」優勝後にプロ転向した20歳のウェニー・ディン(中国)らと並ぶ12アンダー3位に急浮上し、連覇のチャンスを広げた。

7打差12位から出たアマチュアの中野麟太朗(早大3年)は3バーディ、7ボギーの「76」と崩れ、ミンウ・リー(オーストラリア)と同じ3アンダー46位に後退。2022年「全英オープン」覇者のキャメロン・スミス(オーストラリア)も「76」で2アンダー49位に順位を下げた。

大会は来年7月のメジャー「全英オープン」(北アイルランド・ロイヤルポートラッシュGC)の予選会を兼ねており、有資格者を除く上位3人に出場権が付与される。

同時開催の女子では申ジエ(韓国)が「67」で通算14アンダーに伸ばし、米ツアー6勝のハンナ・グリーン(オーストラリア)に2打差をつけて単独首位に浮上。日本勢は金澤志奈が3オーバー21位、杉原彩花が5オーバー24位で3日目を終えた。