マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が必勝を期す。イギリス『BBC』が報じた。 バルセロナ、バイエルン、そして2016年夏から率いるシティでも6度のプレミアリーグ制覇だけでなく、クラブとして念願のチャンピオンズリーグ(CL…
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が必勝を期す。イギリス『BBC』が報じた。
バルセロナ、バイエルン、そして2016年夏から率いるシティでも6度のプレミアリーグ制覇だけでなく、クラブとして念願のチャンピオンズリーグ(CL)優勝に導いたりと順調そのものだったグアルディオラ監督。だが、トッテナムとのカラバオカップを落としてから狂いだし、よもやの公式戦5連敗を喫した。
ミッドウィークのCLでそのキャリア初となる5連敗を止めこそしたが、3-0の余裕ムードから一転して追いつかれ、引き分け止まり。依然として白星が遠い状況のなか、12月1日のプレミアリーグでリバプールとのビッグマッチを迎える。
ここを落とすようなら11ポイント差とあって、グアルディオラ監督も「非現実的」とプレミア制覇を考える立場にあらずとし、監督としての手腕が試されている時期と話す。
「もちろん、いいことじゃないが、何を期待しているんだ? すべてがレッドカーペットのように素晴らしいと? すべてが素晴らしく、楽だとも?」
「10、12連勝ぐらいして、全員が元気で、全盛期で、26、27、28歳なら、容易いことだ。すべてが順調なときはね。今こそ自分の力を証明しないと」
また、「9年、10年、11年という長いキャリアなら、あらゆる状況を経験するものだ」と続け、逃げずに乗り切る覚悟を示す。
「5連敗し、直近の試合も勝つべきだったのに引き分けたが、フットボールではそういうときもある。受け止めるしかない。文句も、非難も、指摘もなしでね。自分の責任から逃げてはダメだ」
「すべてが私の肩の上に乗っている。責任は私にあるし、私自身がそれを望んでいることでもある」
「このチームは常勝が義務付けられている。勝たないと、困ったことになる。『なんでペップが困っていないのか』『どうしてペップがクビにならないのか』と言う者も出てくる」
「私に余裕があるのは過去8年のおかげなんだ。で、人々も私を頼りにしている」
そして、「10年間、これほど安定した成績を残すチームは世界中のどこにもない。そんなチームは存在しないんだ。NBAだろうが、テニスだろうが、ゴルフだろうが、どのスポーツでもだ」とし、浮上を誓った。
「我々は盛り返す。それはわかっている。いつになるかわからないがね。現状として、大きな目標を考えるのは現実的じゃない。次の試合、そして選手たちの助けになるために何ができるかを考えるんだ」