バドミントン女子ダブルスでパリ五輪銅メダルの志田千陽、松山奈未が所属する再春館製薬所は29日、松山がコンディション調整で来年1月の国際大会2戦の出場を取りやめ、休養に専念することを発表。これに伴い、志田は2016年リオデジャネイロ五輪同種…

 バドミントン女子ダブルスでパリ五輪銅メダルの志田千陽、松山奈未が所属する再春館製薬所は29日、松山がコンディション調整で来年1月の国際大会2戦の出場を取りやめ、休養に専念することを発表。これに伴い、志田は2016年リオデジャネイロ五輪同種目金メダルの松友美佐紀(BIPROGY)とペアを組み、来年1月のマレーシア・オープンとインド・オープンの2大会に出場することになった。

 志田は同日にインスタグラムで「ずっと憧れであり、普段からお世話になっている松友さんとコートに立てること、とても貴重な機会だと思っております。一生懸命頑張ります」と意気込んだ。そして「私も、試合に支障のないタイミングで少しお休みをいただく予定です。今は、目の前にある一つ一つの試合とお仕事を精一杯(いっぱい)やり切るのみです。今年はシダマツとして、持っている体力を全て使い切るつもりであと一か月走り切ります。頑張ります」と、“シダマツ”としての思いも示した。

 松友はリオ五輪に高橋礼華とペアを組んで出場し、日本勢初の五輪金メダルに輝いた。近年は金子祐樹とペアを組み、混合ダブルスにも出場している。