現地時間11月28日に開催されたヨーロッパリーグ(EL)のリーグフェーズ第5節で、レアル・ソシエダ(スペイン)が2-0でアヤックス(オランダ)に快勝。1得点1アシストの活躍を見せたサッカー日本代表MF久保建英の“今まで見たことのない”熱す…

 現地時間11月28日に開催されたヨーロッパリーグ(EL)のリーグフェーズ第5節で、レアル・ソシエダ(スペイン)が2-0でアヤックス(オランダ)に快勝。1得点1アシストの活躍を見せたサッカー日本代表MF久保建英の“今まで見たことのない”熱すぎる抱擁が話題を集めた。

 本拠地での一戦。試合開始前までリーグフェーズ2位だった相手(ソシエダは25位)に対し、久保は4-3-3の右ウイングでスタメン出場した。

 そして0-0で迎えた後半22分だった。久保が右サイドバックのジョン・アランブルとのパス交換から右サイドの抜け出してボックス内の奥深くまで進入し、左足でゴール前に高速クロスを送る。そこに2分前に投入されたばかりのMFアンデル・バレネチェアが走り込み、ダイレクトでゴールに押し込んだ。

 それまで何度もチャンスを作りながらも得点を奪えなかった試合展開の中、ようやくこじ開けたゴールにバレネチェアだけでなく、アシストした久保も大興奮。そして久保は、ゴールの中にいたバレネチェアを、抱き付いていたミケル・オヤルサバルから奪い取るようにして、ゴール裏の位置からネット越しで熱い抱擁を交わした。

■「ネット越しの抱擁って初めて見た」

 この歓喜のシーンはSNS上でも話題となり、日本人ファンからは次のようなコメントが寄せられた。

「ネット越し!!!」
「映画のワンシーンやん」
「ネット越しの抱擁って初めて見た。エンペラドール久保や」
「久保ナイスアシストだけどネット越し笑う笑」
「2人ともネット越しだからいつも以上に興奮して燃え上がっている」

 このアシストが久保にとっては今季の公式戦18試合目にして待望の初アシスト。さらに後半40分には単独ドリブルからの左足シュートで自らゴールを奪って勝利に貢献した。これでソシエダはプレーオフ圏の16位に浮上。開幕からなかなか調子が上がり切らないソシエダだが、この久保のネット越しの抱擁で“流れ”が変わったかも知れない。

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