SVL・大河正明チェアマンらがオールスター開催地の石川県を訪問 バレーボールの一般社団法人SVリーグ(SVL)は29日、2025年1月25・26日に「とり野菜みそBLUECATS ARENA」で開催される「MUFG SV.LEAG…
バレーボールの一般社団法人SVリーグ(SVL)は29日、2025年1月25・26日に「とり野菜みそBLUECATS ARENA」で開催される「MUFG SV.LEAGUE ALL STAR GAMES 2024-25 ISHIKAWA」に際し、開催地である石川県へ大河正明チェアマンらが訪問したことを報告した。
大河正明チェアマンらは29日午前中に石川県庁を訪れ、馳浩知事に表敬訪問を行った。
馳知事は、「復興に向けて応援の意味を込めて、オールスターゲームを石川県で開催していただけることをありがたく思います。SVリーグでPFUブルーキャッツ石川かほくが頑張っていますし、アリーナのこけら落としで女子日本代表にお越しいただいたこともありますので、特に女子の試合は楽しみにしています。 被災した子どもたちは遊ぶところや体を動かすところが制限され、我慢していることも多いので、オールスターゲームで華やかな試合をお見せいただけることを楽しみにしています。子どもたちに夢を与えてほしいと思います」と語った。
続いて、午後からはかほく市役所を訪問し、油野和一郎市長、PFUライフエージェンシー(株)蓮池学代表取締役社長らとともにオールスターゲームかほく市との共同開催についての記者会見を行った。
記者会見でのコメントは、以下の通り。
●かほく市 油野和一郎市長
新しく誕生したSVリーグの第1回オールスターゲームを、かほく市で開催できることをありがたく、そして嬉しく思います。奥能登では甚大な被害が出ていますし、かほく市も大きな被害がありました。復興は最重要課題として取り組んでいます。そのような中でオールスターが開催されることは本当に明るいニュースであり、改めて心から御礼を申し上げたいです。 会場となる「とり野菜みそBLUECATS ARENA」は、新しいスポーツ文化およびスポーツを核とした街づくりの拠点として生まれました。このアリーナを通して市民の皆様にスポーツの素晴らしさを実感してもらえていると思っています。また、PFUのホームゲームでは、県内外から多くの方がお越しいただくことで、かほく市の魅力の発信、発見につながっています。 選手の皆さんが素晴らしいプレーを見せていただくことで元気や勇気を届けることにつながります。夢と希望をもって前を向いて歩いていけることにつながります。雪の季節になるので心配もありますが、かほく市として万全の体制でお迎えさせていただきます。
●SVL 大河正明チェアマン
かほく市に新しくできたアリーナを優先的に使わせていただき、かほく市でオールスターゲームを開催できることに心から御礼を申し上げます。1月に震災があった中で、新しく始まるSVリーグの1回目のオールスターゲームを石川県で開催できないかと思い、PFUの皆さんにも相談の上、実施することを決めさせていただきました。 能登半島地震では、個人的にも親交が深くVリーグ理事でもあった桂田隆行さんがお亡くなりになりました。今回のオールスターゲームは何としてでも成功させて、能登の皆様の元気につながればと、人一倍の決意を持っています。 全国からSVリーグのファンが来ます。パートナー企業からも多大なご支援をいただきます。試合をお見せすることだけではなく、バレーボール教室や地元の小中学生招待、収益の寄付などの取り組みをさせていただくことを考えています。全力でオールスターゲームに取り組んで参ります。
●SVリーグPRアンバサダー 大林素子氏
引退して27年が経ちましたが、SVリーグのPRアンバサーとして、張り切って盛り上げ役を務めたいと思います。私自身も出場しましたし、これまでもオールスターはありましたが、SVリーグの新しいオールスターゲームは大いに盛り上がると思います。 女子の選手はPFUとの対戦で石川県に来る機会があったと思いますが、今回のオールスターゲームには、普段は試合で訪れることがない男子の選手もやってきます。何人かの男子選手と話しましたが、復興支援活動として何かしたくても現地を訪れる機会がないので、元気や勇気を与えることができる素晴らしい機会になると話していました。 すべての方が入場することはできないかもしれませんが、オールスターの素晴らしいプレーを見て楽しんでください。
写真提供:SV.LEAGUE