FC大阪の大嶽直人監督とDF舘野俊祐が、12月1日(日)に行われるJ2昇格プレーオフ準決勝・カターレ富山戦(A)へ意気込んだ。 2022年のJFLで2位となり、昨季からJ3リーグの一員となったFC大阪。参入2年目の今季は大嶽新監督を迎え、陣…

FC大阪の大嶽直人監督とDF舘野俊祐が、12月1日(日)に行われるJ2昇格プレーオフ準決勝・カターレ富山戦(A)へ意気込んだ。

2022年のJFLで2位となり、昨季からJ3リーグの一員となったFC大阪。参入2年目の今季は大嶽新監督を迎え、陣容も大きく入れ替わったなか、リーグ最少失点で6位に滑り込み、J2昇格を懸けたプレーオフの挑戦権を手に入れた。

1回戦は3位富山とのアウェイ一発勝負。

大嶽監督は「PO進出は選手やクラブスタッフ、応援していただいたファン・パートナーの皆さまのおかげ」とし、「アウェイではありますが、我々のストロングであるハードワークをこの舞台でも発揮したいです」と意気込んだ。

「やはりPOは普段と異なる舞台。コンパクトにしっかり前を向いて、どれだけゴール方向へ前進できるかがポイントになると思います」

また、副主将を担う舘野は「J3リーグ2年目でPOを掴めたのは、みんなで頑張ってきた賜物。クラブが初めて経験する舞台なので、全員でこの舞台を楽しみたいと思います」としつつ、今回は地元富山への凱旋ということに。FC大阪加入前にカターレに所属した経験も持つ。

「僕がいた時のカターレ富山は、それこそJ2でしたね。当時アカデミーにいた小田切さん(現富山監督)と一緒に練習もさせてもらいましたし、地元のチームということもあって、動向をずっと追いかけてきました。今回、この舞台で対戦するのは、個人的に複雑な部分もあります」

「ただ、僕もFC大阪で9年目。『今年は絶対に昇格を』としてきたなか、個人的な感情を排除し、FC大阪が勝つために全力でプレーします」

アウェイ富山での一発勝負かつ、勝利がマストの90分間。指揮官は「アウェイに乗り込む形となりますが、ファン・サポーターと一体になって、一丸となって戦います。東大阪を盛り上げるべく、全力でいい試合をします」と闘志。

最後は、在籍9年の舘野が「僕たちはリーグ戦6位ということで『チャレンジャー』。サポーターの方々と一緒に戦いたいですし、画面越しでも一緒に戦っていただけると嬉しいです。POを勝ち抜いて、J2昇格を東大阪に持って帰ってきたいと思います」と締めくくった。

◆J2昇格プレーオフ準決勝

2024年12月1日(日) 14:00KO

カターレ富山 vs FC大阪

富山県総合運動公園陸上競技場