11月29日、B1西地区の佐賀バルーナーズは、帰化選手のモッチラミンと2024-25シーズンの選手契約に合意したと発表した。…
11月29日、B1西地区の佐賀バルーナーズは、帰化選手のモッチラミンと2024-25シーズンの選手契約に合意したと発表した。
セネガル出身のモッチは、202センチ108キロのセンター。八村塁(NBAロサンゼルス・レイカーズ)らと同じ1997年世代の27歳で、桜丘高校の留学生として来日。大東文化大学に進学後も2年次にインカレで優秀選手賞を受賞するなど、世代を代表する選手として活躍してきた。
大東文化大卒業後は日本社会人バスケットボール連盟の東北地域リーグに所属しているJR東日本秋田に入社。今年に入ってから日本国籍を取得し、2024-25シーズン開幕前の7月に三河へ移籍していた。しかし、B1リーグ戦では4試合3分の出場に止まり、10月31日に三河より「契約条項に離反する事項があったため、双方合意の上契約を解除することとなりました」と退団が発表されていた。
佐賀の宮永雄太ヘッドコーチ兼ゼネラルマネージャーは、「まずは、シーズン途中の加入に伴いご尽力を頂きました、関係者の皆さまに心より感謝申し上げます。モッチラミン選手のリバウンド、味方をフリーにするためのスクリーン、そんなチームファーストをコートで表現するような彼のプレーは、佐賀バルーナーズの力になるものと信じています」とコメント。
新天地が決まったモッチは「この機会をいただけてとてもうれしいです。佐賀には国内最高のファンがいることを知っています!皆さんの前でプレーして、できるだけ多くの勝利を収めるのが待ちきれません」と意気込んだ。
なお、佐賀は帰化選手で日本代表経験も持つジョシュ・ハレルソンが右足関節脱臼骨折で長期離脱中。バイウィーク明け初戦となる12月1日は、SAGAアリーナで長崎ヴェルカと対戦する。