11月29日、B1西地区の大阪エヴェッサは、相馬卓弥が双方合意の上で契約解除となり、他クラブへ移籍することを発表した。移籍先…

 11月29日、B1西地区の大阪エヴェッサは、相馬卓弥が双方合意の上で契約解除となり、他クラブへ移籍することを発表した。移籍先が決まっているため自由交渉選手リストには公示されず、後日移籍先クラブより加入が発表される。

 宮崎県出身で現在33歳の相馬は、182センチ80キロのシューティングガード。県立宮崎工業高校から天理大学へ進学し、大阪でキャリアを始めると、2016年のBリーグ開幕後は島根スサノオマジック、佐賀バルーナーズでもプレー。2021-22シーズンから3シーズンにわたってFE名古屋でプレーしていた。

 自由交渉選手リストに公示されて開幕を迎えた今シーズンは、10月11日に離脱者が発生していた大阪に加入。わずか2カ月ほどの在籍期間ではあったが、リーグ戦7試合に出場し、1試合平均1.3得点1.0リバウンド0.4アシストの成績だった。

 今回の発表に際して、相馬と今野翔太ゼネラルマネージャーは、次のようにコメントした。

■コメント


▼相馬卓弥

「2カ月という短い間でしたが、またこの舞台でバスケットボールができたこと、そして何より、またヴェッサーの前でプレーすることができ本当にうれしかったです。シーズン途中からの契約にもかかわらず、自分を家族の一員として受け入れてくださった磯村社長・今野GM・コーチ・スタッフ・チームメートの皆さん、本当にありがとうございました。今後のキャリアを進んでいく上で、この2カ月がかけがえのない時間となったことは間違いありません。これからも大阪エヴェッサの応援をよろしくお願いします。新天地でもDOG FIGHTで頑張ります!!」

▼今野翔太GM

「日頃より大阪エヴェッサへのご支援、ご声援をいただき誠にありがとうございます。このたび、相馬選手との契約が解除となり、移籍することとなりました。相馬選手は昨シーズンの大怪我から復帰し、2カ月という短い期間でしたが大阪エヴェッサに戻り、数々の良いプレーでチームに貢献してくれました。また、試合だけでなく練習中や練習前後での取り組みも、チームが掲げる『ハードワーク』をしっかりと体現し、チームの士気を高め、大きく貢献をしてくれました。相馬選手の新天地でのご活躍を心より願っております」