B1西地区所属の広島ドラゴンフライズは11月29日、河田チリジとドウェイン・エバンスをインジュアリーリストから抹消した。 現…
B1西地区所属の広島ドラゴンフライズは11月29日、河田チリジとドウェイン・エバンスをインジュアリーリストから抹消した。
現在35歳の河田は、208センチ122キロの体格を誇るセンター。2015年に熊本ヴォルターズでプロキャリアを始めると、仙台89ERSやバンビシャス奈良、福島ファイヤーボンズなど複数チームを渡り歩き、広島に加入した翌年の2023年に日本国籍を取得。帰化選手としてプレーした2023-24レギュラーシーズンは50試合に出場し、1試合平均4.6得点4.6リバウンドを記録した。河田はシーズン開幕直前の10月1日に、「頚椎椎間板ヘルニア」という公示理由で、インジュアリーリストに登録されていた。
アメリカ出身で現在32歳のエバンスは、201センチ104キロのスモールフォワード兼パワーフォワード。2020年に来日し、琉球ゴールデンキングスの一員としてBリーグデビューすると、2022年から広島へ移籍。昨シーズンはBリーグ初優勝の原動力となる活躍を見せた。在籍3年目の今シーズンは、コンディション不良の影響で出遅れ、リーグ戦第3節で初出場。ここまで出場したリーグ戦全5試合で2桁得点をマークし、1試合平均14.8得点7.6リバウンド3.0アシスト1.2ブロックとオールラウンダーぶりを発揮していたが、10月27日の琉球戦で負傷交代し、「左ハムストリング肉離れ」の診断を受け、同29日にインジュアリーリストに登録されていた。
今シーズンの広島は、開幕から主力選手の負傷離脱が相次ぎ、第8節終了時点で3勝11敗の西地区7位と低迷していたが、このバイウィーク期間中に河田とエバンスが回復。昨シーズンの優勝メンバーである2人の復帰が浮上のきっかけとなるか。