高橋尚成氏が1軍外野守備兼走塁コーチに就任した松本哲也氏に期待 巨人、メジャーリーグなどで活躍した高橋尚成氏が自身のYouTubeチャンネル「高橋尚成のHISAちゃん」を更新。来季から1軍外野守備兼走塁コーチに就任が決まった松本哲也氏への高…

高橋尚成氏が1軍外野守備兼走塁コーチに就任した松本哲也氏に期待

 巨人、メジャーリーグなどで活躍した高橋尚成氏が自身のYouTubeチャンネル「高橋尚成のHISAちゃん」を更新。来季から1軍外野守備兼走塁コーチに就任が決まった松本哲也氏への高い期待を口にしながら、高卒2年目を終えた浅野翔吾外野手の守備力向上にも太鼓判を押した。

 松本氏は2006年育成選手ドラフト3巡目で巨人に入団し、高い守備力を生かして2019年には新人王とゴールデングラブ賞に輝いた。2017年限りで現役を引退し、2018年から3軍コーチに就任。2023年からは女子チームのコーチを務め、来季から復帰する。

 現役時代、ともにプレーした高橋氏は「守備のスペシャリスト。球際も強かった。特に前の打球に反応もいいし、めちゃくちゃうまかった。ダイビングキャッチして捕るシーンも記憶に新しいと思う。外野守備はミスすると大怪我になる。点にも絡みやすく大きなミスになりがち。阿部監督の投手を中心にディフェンスをしっかりしたい表れじゃないかと思います」と話す。

 大きな期待をかけられながら今季は外野守備で痛恨の失策を犯し涙を流した浅野への“好影響”について「どういう心持ちで守備に就かないといけないのか、どういう気持ちで前の反応をよくするのか。松本イズムみたいなのを継承してほしい」と願った。

 巨人は今季、リーグトップのチーム守備率.990を誇り、4年ぶりのリーグ優勝を手繰り寄せた。高橋氏は「特に外野手は、一つでも細かいことをクリアしていくことができるとまた優勝に近づく。今年の戦いはディフェンスがしっかりしたから投手陣もああいうことができた。松本コーチが入って新しい風を吹かせてもらいたい。外野の守備率が上がればまた松本コーチの良さが出てくると思うので期待したいなと思います」と話した。(Full-Count編集部)