【UEFAチャンピオンズリーグ】セルティック 1-1 クラブ・ブルッヘ(日本時間11月28日/セルティック・パーク)【映像】前田大然、“爆速スピード”で一気に急加速する瞬間セルティックFW前田大然の真骨頂が発揮された場面だった。サイドでボー…
【UEFAチャンピオンズリーグ】セルティック 1-1 クラブ・ブルッヘ(日本時間11月28日/セルティック・パーク)
セルティックFW前田大然の真骨頂が発揮された場面だった。サイドでボールを受けた日本代表DFは、相手DFを自慢のスピードで抜き去ることに成功。そのままボックス内へと折り返してチャンスを演出している。
話題のシーンは、スコアレスで迎えた14分に見られた。いつも通り左WGで先発出場した前田はタッチライン際で味方CBからのボールを引き出すと、そこからスピードを活かした縦突破を狙った。
対峙したクラブ・ブルッヘの右SBジョアキン・セイスは、今季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で大きく株を上げている19歳のDFだ。11月には、トップチームデビューから間もないながらベルギー代表に初選出された期待の若手である。
そんな新星相手に前田が悪夢をみせる。ボールを受けてから一気にトップスピードへと到達すると、セイスを一気に追い抜いて前へと出る。最後は左足でグラウンダーのクロスをボックス内へと折り返して、古巣対決となったアルネ・エンゲルスのシュートシーンを演出した。
これには解説を務めた北澤豪氏も「(相手が)人を捕まえに来ているので1対1の仕掛けで突破できると局面が変わってきますよね」と大絶賛。視聴者も「大然速すぎるってw」「前田のスプリントは驚異的」「単純なスピードで抜けちゃうんだもんな」「DFドン引きだろ」「悪夢でしかない」「見えなかった」と、わかっていても止められない圧倒的なスピードに称賛の声を送っていた。
この場面を筆頭に、前田はセイス相手にスピードで上回る機会が多かった。若きベルギー代表DFからすると、あっという間にトップスピードに到達する日本代表FWとのマッチアップは悪夢でしかなかったことだろう。
なお、試合は前田のゴールでセルティックが追いつき、1-1のドローに終わっている。(ABEMA/WOWSPO/UEFAチャンピオンズリーグ)