欧州チャンピオンズリーグ(CL)の舞台で決めたサッカー日本代表FW前田大然のスーパーゴラッソ弾への称賛の声が鳴り止まない。 現地時間11月27日に行われた欧州CLリーグフェーズ第5節で、前田に加えて古橋亨梧、旗手怜央の日本人トリオが所属す…
欧州チャンピオンズリーグ(CL)の舞台で決めたサッカー日本代表FW前田大然のスーパーゴラッソ弾への称賛の声が鳴り止まない。
現地時間11月27日に行われた欧州CLリーグフェーズ第5節で、前田に加えて古橋亨梧、旗手怜央の日本人トリオが所属するセルティック(スコットランド)は、本拠地でクラブ・ブルージュ(ベルギー)と対戦した。前半26分にオウンゴールで失点して追いかける展開となった中、迎えた後半15分に金髪のスピードスターが“技”を見せる。
一度、左サイドで攻撃をスローダウンさせた前田は、そこからの動き直しで相手DFの背後に潜り込んでパスを呼び込み、左ポケットでボールを受ける。慌てて対応したDFに対して、左足ワンタッチで右足かかとの後ろを通すトリッキーな切り返しで逆を取ると、そこから鋭く右足一閃。角度がなく、軸足が滑って体勢を崩しながらも、しっかりとインパクトした強烈なシュートを放ち、逆サイドのポストに当たってゴールネットを揺らした。
その瞬間、スタジアムは総立ち。試合を放送したWOWOWの実況、解説陣も大絶叫で、味方選手たちも大興奮のスーパーゴールだった。
■「エンバペよりも確実にエンバペ」
この欧州CL舞台での前田の驚愕のスーパーゴールに対して、SNS上には称賛の声とともに、今季加入したレアル・マドリードで思うような結果を残せていないフランス代表のエースと比較する、次のようなコメントも寄せられた。
「ゴラッソすぎる!」
「切り返しからコースまで完璧やん」
「前田大然エンバペの上位互換で草」
「エンバペよりも確実にエンバペ」
「エンバペの代わりにダイゼン取ろうぜ!」
試合は1−1で終了し、セルティックはリーグフェーズ5試合を終えて勝点8(2勝2分け1敗)で36チーム中20位となった。その中で前田はチームトップの3得点目を挙げ、この試合のPOTM(プレイヤー・オブ・ザ・マッチ)に選出されている。一方、ファンが比較対象として挙げたキリアン・エンバペは同日に行われたリパプール戦でPKを失敗し、5試合で1得点のみ。守備時の献身性と機能性だけでなく、攻撃面でも「前田>エンバペ」となっている。