LIVゴルフの次期CEOとして、NBAのフィラデルフィア76ersやNHLのニュージャージー・デビルズでCEOを務めたスコット・オニール氏が就任する見込みだと、28日までに米複数メディアが報じた。LIVゴルフはサウジアラビア系資金を背景と…

LIVゴルフCEOのグレッグ・ノーマン※撮影は7月アンダルシア大会(David Cannon/Getty Images)

LIVゴルフの次期CEOとして、NBAのフィラデルフィア76ersやNHLのニュージャージー・デビルズでCEOを務めたスコット・オニール氏が就任する見込みだと、28日までに米複数メディアが報じた。

LIVゴルフはサウジアラビア系資金を背景として2022年にスタート。元世界ランキング1位でPGAツアー(米ツアー)通算20勝のグレッグ・ノーマン(オーストラリア)が発足からコミッショナー兼CEOを務めてきた。昨年6月に対立していたPGAツアー、DPワールドツアー(欧州ツアー)と電撃的な和解を発表したが、合意期限だった2023年12月31日を過ぎても具体的な進捗は明らかにされず、交渉を続けていることのみが伝えられてきた。

和解の発表前にはタイガー・ウッズロリー・マキロイ(北アイルランド)といったPGAツアーのトップ選手からノーマンの辞任を求める声が上がったこともあった。ノーマンの任期は2025年8月までとされており、米スポーツビジネスジャーナルはオニール氏が早ければ来週にもCEOに就任し、コミッショナーも兼ねると報じた。

現在オニール氏はアトラクション施設の運営を手掛ける英マーリン・エンターテイメンツのCEOを務めているが、同社は27日にオニール氏が24年末をもって退任することを発表した。