アーセナルのミケル・アルテタ監督が、鬼門攻略を果たしたスポルティングCP戦を振り返った。クラブ公式サイトがスペイン人指揮官のコメントを伝えている。 アーセナルは26日、チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第5節でスポルティングと対戦…
アーセナルのミケル・アルテタ監督が、鬼門攻略を果たしたスポルティングCP戦を振り返った。クラブ公式サイトがスペイン人指揮官のコメントを伝えている。
アーセナルは26日、チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第5節でスポルティングと対戦し、1-5で快勝した。
直近のノッティンガム・フォレスト戦で公式戦4試合ぶりの白星を挙げたアーセナルは、公式戦連勝を懸けてスポルティングとのアウェイゲームに臨んだ。
対戦相手は今シーズン公式戦無敗の上、チームとして苦手とするポルトガルの地での戦いということもあり、戦前は苦戦も予想された。しかし、前半の開始早々にFWガブリエウ・マルティネッリのゴールで先制に成功すると、FWカイ・ハヴァーツ、DFガブリエウ・マガリャンイスの連続ゴールによって前半を3点リードで終えた。
後半は立ち上がりの失点から相手の攻勢を受けたが、FWブカヨ・サカのPKで点差を戻すと、主力をベンチに下げた後半終盤にはFWレアンドロ・トロサールのゴールによってトドメを刺し、敵地で圧勝した。
同試合後、スペイン人指揮官は圧倒的なホームアドバンテージを有する難敵相手の会心の勝利に満足感を示した。
「特にホームで対戦した相手に対して、彼らは18カ月間負けていなかったと思う。彼らは最高の調子で、ここで対戦したどのチームよりも良いプレーをしていた。したがって、今日のような決意、目的意識、流動性を持って、そのレベルでプレーできたことにとても満足している」
「我々は非常に優れていた。すべての部門で非常に優れていなければならない。試合では多くの場面で苦しんだが、攻撃を開始すると非常に効果的かつ効率的だった。今日はそれが大きな違いだった」
「インテル戦の対戦相手の強さやパフォーマンスによって結果は大きく異なる。私は自分が見たものにとても満足しており、その道筋でヨーロッパで良いことが起こるだろうと分かっていた。今日、我々はそれを再現し、敵陣でさらに効率的にプレーすることができた。そして、チームが非常に勇敢にプレーしたことを非常に嬉しく思う。彼らはとても優秀だ。そして、彼らのプレーを生で観て、彼らがどれほど優れているかを実感した」
完勝に満足感を示した一方、「残念ながら、彼らは後半の非常に早い段階で得点し、それが勢いを生み出した」と後半立ち上がりの失点を含めゲームコントロールの部分での課題についても言及。
それでも、「我々はそれを非常にうまく処理した。先ほど言ったように、それは素晴らしいパフォーマンスであり、大きな勝利だった」と語った。
個々のパフォーマンスに関してはフォレスト戦に続いて中盤で違いを生んだMFマルティン・ウーデゴール、MFトーマス・パルテイに言及。両選手を称える報道陣の問いかけに同意しつつも、「彼らは今日、全員が並外れたプレーをした。今日の試合で我々が成し遂げたような圧倒的なパフォーマンスやスコアラインは得られなかったはずだ」と、あくまでチーム全体を称えた。