イングランド2部リーズ・ユナイテッドに所属するサッカー日本代表MF田中碧が作り上げたヒートマップが脚光を集めた。 現地時間11月24日に行われたチャンピオンシップ第16節スウォンジー・シティ戦で、田中はダブルボランチの一角として9試合連続…

 イングランド2部リーズ・ユナイテッドに所属するサッカー日本代表MF田中碧が作り上げたヒートマップが脚光を集めた。

 現地時間11月24日に行われたチャンピオンシップ第16節スウォンジー・シティ戦で、田中はダブルボランチの一角として9試合連続でスタメンに名を連ねると、前半から激しい点の取り合いとなった中でフル出場を果たし、決勝点の起点にもなって4-3の勝利に貢献した。

 代表帰りながら攻守で絶大な存在感を見せた田中のパフォーマンスに対して各方面から称賛の声が寄せられたが、その働きぶりを裏付けたのが、ピッチ上での選手の動きとボールタッチを可視化したヒートマップだった。

 試合後、リーズの公式エックス(旧ツイッター)がスウォンジー・シティ戦での田中のヒートマップを公開すると、そこには中盤の中央から右サイドを中心としながら自陣から前線まで幅広く赤から黄色で染め上げた“逸品”があった。

 ピッチ全体を完全掌握したと言える田中のヒートマップに、SNS上には次のような驚き混じりのコメントが寄せられた。

「こんなの初めてみたww」
「まじベリンガムやん」
「すごいヒートマップだ 碧さんすっかり主軸になってる!」
「ピッチ上で田中碧の存在感は抜群!どこにでもいるように見えます」
「どこにでもいるな。是非ともリーズにプレミア昇格してもらいたい。」

■勝点32、得失点差で首位浮上

 田中の奮闘もあって乱戦を制したリーズは、リーグ戦2連勝を飾った。これで16試合を終えて勝点32(9勝5分け2敗)とし、サンダーランド、シェフィールド・ユナイテッドと勝点で並ぶとともに得失点差で2チームを上回って首位浮上を果たした。

 イングリッシュ・フットボールリーグ(EFL)が発表した第16節の週間ベストイレブンにも、2ゴールを決めたチームメイトのマノル・ソロモンとともに選出された田中は、もはや「リーズの心臓」だ。次節、現地11月27日には橋岡大樹が所属するルートン・タウンと対戦する。再び、黄色と赤で染まるヒートマップを見ることができるはずだ。

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