去就が不透明となっているエジプト代表FWモハメド・サラーだが、リバプールとの契約交渉自体は継続中のようだ。 リバプールの絶対的エースとして君臨し、今季も活躍を続けているサラー。プレミアリーグでは12試合10ゴール6アシストを記録しており、首…

去就が不透明となっているエジプト代表FWモハメド・サラーだが、リバプールとの契約交渉自体は継続中のようだ。

リバプールの絶対的エースとして君臨し、今季も活躍を続けているサラー。プレミアリーグでは12試合10ゴール6アシストを記録しており、首位を快走するチームの原動力となっている。

先週末に行われたプレミアリーグ第12節のサウサンプトン戦でも、2ゴールの活躍で逆転勝利に貢献。しかしその試合後、自身の契約状況について言及したことで物議を醸している。

リバプールとサラーの契約は今季までとなっているが、ここまで新契約交渉の進展はなし。かねてよりリバプールに留まることを希望するサラーは「もうすぐ12月になるが、延長のオファーはまだない」「おそらく残留より退団の方が近いだろう。(オファーがないことに失望?)もちろん」と不満を漏らした。

エースの発言にファンも騒然としているが、イギリス『The Athletic』のジェームズ・ピアース記者によると交渉自体は存在する模様。基本的には事前の条件交渉が合意に至ってから正式なオファーに至るものであり、現在は交渉段階となっているようだ。

リバプール側もサラーとの契約延長は望んでいる一方、現在は同じく契約が今季までとなるトレント・アレクサンダー=アーノルドやヴィルヒル・ファン・ダイクとの交渉も抱えており、難しい状況に。チームの給料バランスも考慮した新契約を考える必要があり、一筋縄ではいかないという。

とはいえ、サラーら3選手は来年1月から他クラブとの交渉が解禁になる状況。今回の発言を見てもサラーが現状に満足していないのは明らかであり、クラブ側に残された時間は着実に減ってきている。