E・ヘルナンデスが魅力的なFA選手として取り上げられた ドジャースからFAになっている“キケ”ことエンリケ・ヘルナンデス内野手に流出の可能性が高まってきた。スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」が「誰も話題にしていないが魅力的なML…

E・ヘルナンデスが魅力的なFA選手として取り上げられた

 ドジャースからFAになっている“キケ”ことエンリケ・ヘルナンデス内野手に流出の可能性が高まってきた。スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」が「誰も話題にしていないが魅力的なMLBフリーエージェント9選手」と題した記事で名前を挙げた。

 E・ヘルナンデスは今季、126試合に出場し打率.229、12本塁打42打点だった。同メディアのケリー・ミラー記者は「彼はもうキャリアの終わりに近いとあなたは思うかもしれない」と前置きした上で、捕手以外全てのポジションでプレー経験があることを指摘。「史上最も万能で、どこにでもはめ込めてすぐ使える野手だろう」と分析した。

 また、プレーオフの好成績にも言及。今年もパドレスとの地区シリーズ第5戦でダルビッシュ有投手から先制ソロを放つなど、世界一に貢献した。プレーオフでは通算86試合に出場し、OPS.874。これは、250打席以上立った56人の選手のうち、ジム・エドモンズと並んで12位。「ホセ・アルトゥーベ、デレク・ジーターらをわずかに上回っている」と言及した。

 同メディアではブレーブスらを候補として挙げた。「ここ3年間、レギュラーシーズンでは大きな貢献ができてないが、彼はレギュラー選手の誰にでも時々休みを与えることができる」と指摘。「それだけでも、特にアトランタのようにポジションの層が非常に薄いチームにとって、獲得する価値が十分にある選手」とした。(Full-Count編集部)