台湾主将の陳傑憲は岡山・共生高でプレー…NPBの指名漏れも経験 チャイニーズ・タイペイ代表の主将を務めた陳傑憲外野手は24日、「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」決勝の野球日本代表「侍ジャパン」戦で3ランを含む3安…
台湾主将の陳傑憲は岡山・共生高でプレー…NPBの指名漏れも経験
チャイニーズ・タイペイ代表の主将を務めた陳傑憲外野手は24日、「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」決勝の野球日本代表「侍ジャパン」戦で3ランを含む3安打3打点の活躍を見せた。24打数15安打で打率.625、2本塁打6打点の成績を収め大会MVPに輝き、世界一にも貢献。30歳を米記者も絶賛した。
「3番・中堅」で出場した陳は初回に左翼へ二塁打を放つと、1点を先制した直後の5回1死一、二塁で戸郷(巨人)の150キロ直球を振り抜き右翼席へ3ラン。さらに9回にも大勢(巨人)から左前へ安打を放った。
高校時代を岡山・共生高で過ごした30歳。日本でプロ野球志望届けを提出したが、指名漏れし帰国。台湾の社会人野球を経て、母国でプロ生活を歩み始めた。この日、侍ジャパンに勝利し、世界一の栄冠を手にすると、グラウンドでは涙も見せた。
侍ジャパンのエースと守護神から快音を連発させた30歳に米記者も注目。来日していたMLB公式サイトのジョン・モロシ記者は「陳傑憲は今すぐメジャーでプレーできる。彼は国際的なスター。なんて夜だ」と自身のX(旧ツイッター)に投稿し、称賛していた。(Full-Count編集部)