Bリーグは11月24日、前日の試合で退場となっていたアルティーリ千葉のデレク・パードンについて、懲罰を課さないと発表した。 …

 Bリーグは11月24日、前日の試合で退場となっていたアルティーリ千葉のデレク・パードンについて、懲罰を課さないと発表した。

 パードンは23日に行われたB2リーグ戦・青森ワッツ戦でチーム最多25得点12リバウンドの活躍を見せていたものの、第4クォーターにアンスポーツマンライクファウルを2度宣告され、失格・退場となっていた。

 しかし、懲罰などを決定するBリーグの規律委員会は、「2度目のアンスポーツマンライクファウル判定について、JBA審判グループによるFIBA RULESに基づく検証を行った結果、試合中の審判員の判定においては、ハードファウルとの判定をしたものの、 当該選手による腕の動きとコンタクトの度合いに関しては、ワインドアップ・インパクトはなく、フォロースルーもないことから、通常のパーソナルファウルがより適切であった」と説明。

 失格・退場となった場合は、最低1~2試合の出場停止および罰金が科される規定があるが、「当該判定についての記録は取消すものではない」としつつ、「本行為についての懲罰は科さない」と発表した。

 パードンは24日の同一カードにも出場。4試合連続2桁得点となる11得点4リバウンド4アシストをマークし、B2東地区首位を走るチームの3連勝(16勝1敗)に貢献した。