◇欧州男子◇BMWオーストラリアPGA選手権 最終日(24日)◇ロイヤルクイーンズランドGC(オーストラリア)◇7085yd(パー71)2日目の大雨に伴う中止により54ホールに短縮された短期決戦で、ツアー未勝利の22歳が母国オーストラリア…

母国オーストラリアで初優勝を挙げたエルビズ・スマイリー(Chris Hyde/Getty Images)

◇欧州男子◇BMWオーストラリアPGA選手権 最終日(24日)◇ロイヤルクイーンズランドGC(オーストラリア)◇7085yd(パー71)

2日目の大雨に伴う中止により54ホールに短縮された短期決戦で、ツアー未勝利の22歳が母国オーストラリアで番狂わせを演じた。首位タイで最終ラウンドを出たエルビズ・スマイリー(オーストラリア)が4バーディ「67」で回り、通算14アンダーで初優勝。同郷の大先輩で同じく首位スタートの2022年「全英オープン」覇者、キャメロン・スミスを2打差で振り切った。

LIVゴルフを主戦場にするスミスは6バーディ、4ボギーの「69」と伸ばし切れず、通算12アンダーの2位。17年、18年、22年に続く大会4勝目を逃した。

スマイリーは、19年にキャメロン・スミス奨学金を受けていたひとり。「夢がかないました。子どもの頃から尊敬している選手たちとタイトルを争えたことで多くを学べました。とても感謝しているし、光栄なことです」とよろこびを言葉にした。

元世界ランキング1位のジェイソン・デイ(オーストラリア)は通算8アンダー8位。前年覇者のミンウ・リー(オーストラリア)は通算7アンダー15位で母国大会を終えた。