男子テニスの横浜慶應チャレンジャー国際テニストーナメント 2024 supported by 三田興産(日本/横浜、ハード、ATPチャレンジャー)は24日、シングルス決勝が行われ、世界ランク217位の清水悠太が第6シードのL・トゥ(オース…

男子テニスの横浜慶應チャレンジャー国際テニストーナメント 2024 supported by 三田興産(日本/横浜、ハード、ATPチャレンジャー)は24日、シングルス決勝が行われ、世界ランク217位の清水悠太が第6シードのL・トゥ(オーストラリア)を6-7 (4-7), 6-4, 6-2の逆転で破り、チャレンジャー大会のシングルスで初優勝を飾った。試合後、清水は「準優勝しすぎていつ優勝できるかなって思っていました」と安堵の表情で語った。
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25歳の清水が同大会の本戦に出場するのは2年連続2度目。昨年は決勝で綿貫陽介との日本勢対決に敗れ準優勝となっていた。
今大会は1回戦で第4シードのA・ボルト(オーストラリア)、2回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク351位の今村昌倫、準々決勝でワイルドカードで出場した同769位の坂本怜、準決勝で同245位のB・ハッサン(レバノン)を下し2年連続で決勝に駒を進めた。
世界ランク189位のトゥとの顔合わせとなった決勝戦、清水は第1セットをタイブレークの末に落とす。それでも、第2セットでは両者1度ずつブレークを奪い合い迎えた第10ゲームでセットポイントとなるブレークポイントを握ると、最後はサーブ&ボレーを仕掛けた相手に対しリターンを足元に沈めミスを誘い2度目のブレークを果たして、1セットオールに追いつく。
迎えたファイナルセット、清水はファーストサービス時に94パーセントの確率でポイントを獲得し相手に1度もブレークポイントを与えず、リターンゲームでは2度のブレークに成功し、2時間18分で優勝を決めた。
清水にとってこれは6度目のチャレンジャー大会のシングルス決勝だったが、今回が嬉しい初優勝となった。
試合後のインタビューで清水は決勝戦を振り返った。
「昨日の段階で結構もう体がきつくて、試合前は戦いきれるか不安だったんですけど、徐々に体を動かしていくうちに、ファーストセットは取られましたが、いい動きができました。終始いいプレーができていたので良かったです」
また、6度目の挑戦でチャレンジャー大会のシングルス制覇となったことについても言及した。
「もう準優勝しすぎていつ優勝できるかなって思っていました。なんか準優勝を何回もすればいいかっていうふうに意外と楽観的に考えられていたので、プレッシャーに感じすぎずできたかなと思います。(タイトルを)取りたいは取りたかったんですけど、あまり考えないようにしていました」
「(シーズンが)後半になるにつれていいプレーができてて、成長しているなと感じられた後半シーズンになりました。優勝もできて本当に良かったと思います」
清水は今後、25日に開幕する四日市チャレンジャー(日本/四日市、ハード、ATPチャレンジャー)に出場する予定。
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