24日、東京競馬場で行われた第44回ジャパンカップ(3歳上・GI・芝2400m)は、道中は後方待機、4コーナーで外から上がって直線で各馬を差し切った武豊騎手騎乗の1番人気ドウデュース(牡5、栗東・友道康夫厩舎)が優勝した。勝ちタイムは2…
24日、東京競馬場で行われた第44回ジャパンカップ(3歳上・GI・芝2400m)は、道中は後方待機、4コーナーで外から上がって直線で各馬を差し切った武豊騎手騎乗の1番人気ドウデュース(牡5、栗東・友道康夫厩舎)が優勝した。勝ちタイムは2分25秒5(良)。
クビ差の2着は、序盤ハナに立って直線でも脚を伸ばした8番人気シンエンペラー(牡3、栗東・矢作芳人厩舎)と、レース半ばでハナを奪って最後まで踏ん張った7番人気ドゥレッツァ(牡4、美浦・尾関知人厩舎)の同着となった。
なお、2番人気チェルヴィニア(牝3、美浦・木村哲也厩舎)は4着に、3番人気ジャスティンパレス(牡5、栗東・杉山晴紀厩舎)は5着に終わった。
勝ったドウデュースは、父ハーツクライ、母ダストアンドダイヤモンズ、その父Vindicationという血統。4年連続のGI制覇を果たした前走の天皇賞(秋)に続く連勝でGI5勝目を飾った。現役最後の一戦・有馬記念で秋古馬3冠なるかが注目される。鞍上の武豊騎手は99年スペシャルウィーク、06年ディープインパクト、10年ローズキングダム(繰り上がり優勝)、16年キタサンブラックに続くジャパンC5勝目(史上最多)。
【ジャパンC】「世界に通用する強い馬づくり」を目指すべく、1981年に創設された重賞競走。初年度はアメリカ、カナダ等の4カ国から合計8頭を招待して実施された。82年にはヨーロッパとオセアニア地区、83年には地方競馬の代表馬も招待の対象となる。また、08年に創設された秋季国際GI競走シリーズ「ジャパン・オータムインターナショナル」に指定。スイスのサンティミエに拠点を置く時計メーカー・ロンジン社より寄贈賞を受けて実施されている。
【勝ち馬プロフィール】
◆ドウデュース(牡5)
騎手:武豊
厩舎:栗東・友道康夫
父:ハーツクライ
母:ダストアンドダイヤモンズ
母の父:Vindication
馬主:キーファーズ
生産者:ノーザンファーム
【全着順】
1着 ドウデュース 1人気
2着 シンエンペラー 8人気
2着 ドゥレッツァ 7人気
4着 チェルヴィニア 2人気
5着 ジャスティンパレス 3人気
6着 ゴリアット 6人気
7着 スターズオンアース 5人気
8着 オーギュストロダン 4人気
9着 ダノンベルーガ 13人気
10着 シュトルーヴェ 11人気
11着 ファンタスティックムーン 12人気
12着 ブローザホーン 10人気
13着 カラテ 14人気
14着 ソールオリエンス 9人気