背番号は「140」に決定…今季鷹で支配下昇格、2軍で打率.403の25歳 西武は24日、ソフトバンクを戦力外になった仲田慶介内野手と育成選手契約を23日に締結したと発表した。背番号は140に決まった。仲田は福岡大大濠高から福岡大を経て、20…

背番号は「140」に決定…今季鷹で支配下昇格、2軍で打率.403の25歳

 西武は24日、ソフトバンクを戦力外になった仲田慶介内野手と育成選手契約を23日に締結したと発表した。背番号は140に決まった。仲田は福岡大大濠高から福岡大を経て、2021年育成ドラフト14位で入団。今季開幕前に支配下登録されたが、11月4日に戦力外通告を受けていた。内外野を守れるユーティリティプレーヤーで、右投げ両打の25歳が新天地で再出発を図る。

 仲田は「期待していると言っていただいて、改めてがんばりたいと思いました。泥臭いプレーが持ち味なので、それを春季キャンプからしっかりアピールして支配下登録を勝ち取り、レギュラー争いに加わっていきたいです」とコメントを発表した。

 3年目の今季は24試合に出場して打率.214をマーク。本塁打、打点はなかった。2軍では24試合に出場し、打率.403、1本塁打、11打点を記録していた。2021年ドラフトでは全体最後の128番目に指名された選手としても注目を集めた。

 戦力外通告を受けた直後に取材対応した際には、「正直ちょっと言葉が出ない」と涙を流した。「死に物狂いで支配下を勝ち取って、またソフトバンクの2軍でやるというのは自分的にはその時の気持ちでやれるかと言われれば厳しい」と語り、球団から打診された育成再契約について判断を保留。他球団からのオファーを待つ考えを明かしていた。

 西武の広池浩司球団本部長は「投手と捕手以外、すべてのポジションを、高いレベルで守ることができるユーティリティプレイヤーです。球際に強く、両打ちでガッツのある仲田選手は今のライオンズにはいないタイプです。どんどんアピールして、チームに良い刺激を与える存在になってくれると期待しています」とコメントを発表した。(Full-Count編集部)