第44回ジャパンC(GI、芝2400m)が行われる東京競馬場の馬場情報が24日、JRAより発表された。東京は芝・ダートともに「良」でスタート。芝のクッション値は「9.4/標準」、芝の含水率はゴール16.7%、4コーナー17.3%と計測された…

第44回ジャパンC(GI、芝2400m)が行われる東京競馬場の馬場情報が24日、JRAより発表された。東京は芝・ダートともに「良」でスタート。

芝のクッション値は「9.4/標準」、芝の含水率はゴール16.7%、4コーナー17.3%と計測された。

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■外差し優勢の東京芝

土曜東京は芝のクッション値「9.5/標準」。先週からAコースから6メートル外に内柵を設置のCコースを使用。内を突いても全く伸びない訳ではないが、外差しのシーンが目立つ。

同舞台で行われた土曜東京7Rの3歳上1勝クラス(ダノンホイットニー)は芝2400mの勝ち時計2分24秒7をマーク。勝ち馬は12頭立て6番手の位置から上がり3F34秒8で外から突き抜け、2着馬も後方追走から直線で外に出して追い込んだ。

土曜東京11R・キャピタルS(ウォーターリヒト)は芝1600m1分32秒3で、前年(ドーブネ)の1分33秒3より1秒も速いタイムで、勝ち馬は道中11番手追走し、直線外からの差し切り勝ち、2着馬も7R同様に外目から伸びてきた馬だった。

芝のクッション値「9.7/標準」の昨年はイクイノックスが2分21秒8で勝ったが、外有利とはいえ、今年も良好な馬場状態なので昨年に迫る決着時計が予想される。

上記の2Rで共通しているのは8枠の馬が連対しているということ。過去10年、1枠が【5.4.1.7】勝率29.4%、複勝率58.8%と抜けた成績ではあるが、今年は8枠のファンタスティックムーン、スターズオンアースの2頭に注目したい。特に昨年も8枠で3着だったスターズオンアースは実績の割に低評価の印象があり、今年も侮れない存在となりそうだ。

2024年ジャパンC(当日)

含水率 ┗ゴール前=芝16.7%|ダ4.8% ┗4コーナー=芝17.3%|ダ7.6% 芝のクッション値=9.4[標準]

2023年ジャパンC(イクイノックス)

含水率 ┗ゴール前=芝13.5%|ダ3.5% ┗4コーナー=芝16.5%|ダ4.4% 芝のクッション値=9.7[標準]

2022年ジャパンC(ヴェラアズール)

含水率 ┗ゴール前=芝13.3%|ダ8.7% ┗4コーナー=芝13.5%|ダ8.5% 芝のクッション値=9.3[標準]

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