WRC第13戦ラリージャパンは、11月23日にデイ4の70.57kmを走行。オープニングのSS17「ヌカタ1」において、WRC2部門4番手につけていたヘイキ・コバライネン(トヨタGRヤリス・ラリー2)がクラッシュ、リタイアに終わった。 自身…

WRC第13戦ラリージャパンは、11月23日にデイ4の70.57kmを走行。オープニングのSS17「ヌカタ1」において、WRC2部門4番手につけていたヘイキ・コバライネン(トヨタGRヤリス・ラリー2)がクラッシュ、リタイアに終わった。

自身の手術のためにシーズン前半戦を欠場したコバライネンは、全日本ラリー選手権第6戦カムイからラリーへの復帰を果たした。今回のラリージャパンでは、初日からWRC2の表彰台を狙える位置につけており、デイ3終了段階で4番手を走行。総合トップ10、WRC2の表彰台が狙える位置で最終日をスタートした。

ところが、SS17のスタートから19.1km地点、オィット・タナックと同じ場所でディッチにはまりコースオフ。彼のGRヤリス・ラリー2は、タナックのヒョンデi20Nラリー1の上に重なるようにして、コース外で止まっている。

「緩い右コーナーで、出口にかかって巻き込んでいくのだけど、そこのペースノートが少し甘く、路面もダーティで、アウト側にはらんでしまった」とコバライネンは肩を落とした。

WRC2は、SS18終了段階でニコライ・グリアジン(シトロエンC3ラリー2)が首位を快走。2番手にサミ・パヤリ(トヨタGRヤリス・ラリー2)、3番手に新井大輝(シュコダ・ファビアR5)が続いている。