WRC第13戦ラリージャパンは、11月23日にデイ4の70.57kmを走行する。オープニングのSS17「ヌカタ1」において、総合トップを走行していたヒョンデのオィット・タナックがクラッシュ。ラリー続行を断念することになった。 タナックはデイ…
WRC第13戦ラリージャパンは、11月23日にデイ4の70.57kmを走行する。オープニングのSS17「ヌカタ1」において、総合トップを走行していたヒョンデのオィット・タナックがクラッシュ。ラリー続行を断念することになった。
タナックはデイ3を終えた段階で、トヨタのエルフィン・エバンスに38.0秒の大差をつけてトップを快走。ところが、SS17のスタートから19.1km地点で、アンダーステアからディッチにハマり、そのままロールオーバー。マシンのフロントセクションに大ダメージを負って、ストップした。
これにより、トヨタのエバンスがトップに浮上。1分36秒9差の2番手にセバスチャン・オジエ(トヨタ)、1分49秒2差の総合3番手にアドリアン・フルモー(Mスポーツ・フォード)、1分58秒9差の総合4番手に勝田貴元(トヨタ)がつけている。
首位に立ったエバンスは「難しいシチュエーションだ。オィットのことを考えると、正直言って、まだ最高の気分じゃない。路面コンディションがかなり汚れていて、すごくナローなステージだった」と、複雑な表情で語った。
この時点で総合6番手を走行しているティエリー・ヌービル(ヒョンデ)は、タナックのリタイアを受けて、自身初のドライバーズ選手権タイトルが決まった。