◇米国女子◇CMEグループ ツアー選手権 3日目(23日)◇ティブロンGC ゴールドコース(フロリダ州)◇6700yd(パー72)初日5アンダー5位で発進した畑岡奈紗は、2日連続で「75」とスコアを落として1オーバー51位に後退した。前日…
◇米国女子◇CMEグループ ツアー選手権 3日目(23日)◇ティブロンGC ゴールドコース(フロリダ州)◇6700yd(パー72)
初日5アンダー5位で発進した畑岡奈紗は、2日連続で「75」とスコアを落として1オーバー51位に後退した。前日はショットに好感触はありながら風に翻弄されたが、この日はショートゲームに苦戦した。
「攻めのゴルフをしたい」として臨んだムービングデー。出だし1番(パー5)をピン手前2m強につけてバーディで飛び出したが、続く2番のダブルボギーが勢いを止めた。2打目をグリーン左サイドに外し、3打目のアプローチが逆目の芝に噛まれて4オン2パット。「外しちゃいけない所なのは分かっていて。もちろん練習はしていたけど少し噛んで入ってしまった」と振り返る。
続く3番はショートパットを外してボギー。5番(パー3)のバーディで1つ取り返したが、9番も2打目をバンカーに入れてスコアを落とし、流れを作れない展開が続いた。
直近2年間の優勝者が出場できる来季の開幕戦「ヒルトン・グランドバケーションズ トーナメント・オブ・チャンピオンズ」(1月30日開幕/フロリダ州レイクノナG&CC)に出場するラストチャンスとあって、今大会は「優勝」をより強く意識してきた。「ドライバーは全部良かったけど、セカンドショット以降でチャンスを作れなくて。昨日より風は穏やかで(バーディを)取っていける所は多かったのに」と悔しがった。
首位とは16打差で迎えるシーズン最後の18ホール。昨年大会で「63」(1R)、21年も「64」(3R・4R)をマークした再現へ、「昨日と今日の分をまずは取り返せるように頑張りたい」とビッグスコアを追い求める。(フロリダ州ネープルズ/石井操)