大谷と同様に国際的な人気を博している妻・真美子さんとデコピン。(C)Getty Images 現地時間11月21日、大谷翔平(ドジャース)のMVP受賞の一報が日米を駆け巡った。 彼にとって3度目の“戴冠”。さらにレギ…

 

大谷と同様に国際的な人気を博している妻・真美子さんとデコピン。(C)Getty Images

 

 現地時間11月21日、大谷翔平(ドジャース)のMVP受賞の一報が日米を駆け巡った。

 彼にとって3度目の“戴冠”。さらにレギュラーシーズン中に「50本塁打・50盗塁」の金字塔を打ち立てた24年シーズンに関しては必然の選出ではあった。しかし、今回も娯楽性は尽きず。発表の瞬間にソファーから飛び出した愛犬デコピンの逃走劇などさまざまな話題がお茶の間を賑わせた。

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 そんな表彰の場におけるMLBの対応が思わぬ形で物議を醸している。それは大谷の妻である真美子さんとの関わり方であった。

 MVP発表では表彰番組をライブ配信したMLBの公式ネット局『MLB Network』が、関係者に囲まれた大谷本人、真美子さん、デコピンの“大谷ファミリー”と中継を結んだ。だが、番組司会は注目を集める真美子さんに話題が振らず、淡々と番組を進行。さらにMLB公式Xも大谷の腕から抜け出そうとするデコピンの写真を取り上げて「パパ、恥ずかしいよ!」と投稿。デコピンと大谷がクローズアップされ続けた。

 日本ではシックなワンピースに身を包み、笑顔を絶やさなかった真美子さんがあらゆるトピックとなった。そんな日米で両極端な報道の仕方に米メディア『The Athletic』は「MLBはデコイを中心に報道したが、マミコに対しては何もせず、的外れだった」と辛辣に指摘。さらに「彼女は素晴らしいリアクションを見せていた。オオタニと拳を合わせる瞬間もあったが、MLBはデコイ(デコピン)が真のMVPのように見せた」とし、次のように続けている。

「その夜、マミコには一切触れられなかった。CMAアワードでは(フレディ・)フリーマンのチェルシー夫人が言及され、新人王のスキーンズ(パイレーツ)の恋人である体操選手も注目された。しかし、MLBはそうしなかった。デコイに関心が集中したのは理解できるが、マミコを評価する機会を逃した。彼女も大事な夜の祝賀報道の一部になるべきだった」

 番組中に真美子さんに“ノータッチ”だったのは、家族のプライベートを気遣ったMLB側の配慮だった可能性もゼロではない。いずれにしても、こうした意見が上がるほど大谷ファミリーへの関心は世界的なものになっていると言えよう。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

 

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