東京サンビームズ コメント 新生Vリーグ、今季よりチーム名も新たにスタートする東京サンビームズの選手・監督インタビューをお届けする。 東京サンビームズはリーグ1の長身ミドル、張心穆意(ちょうしんむい)が現役に復帰。 元インドネシア…
新生Vリーグ、今季よりチーム名も新たにスタートする東京サンビームズの選手・監督インタビューをお届けする。
東京サンビームズはリーグ1の長身ミドル、張心穆意(ちょうしんむい)が現役に復帰。
元インドネシア代表、インスタグラムのフォロワー161万人を有する人気選手ユリアナ・ヨラも加入した。
若いチームの中で森田英莉主将と小泉海藍選手が軸となり周囲を支え、レシーバーの大門莉珠、休部中の千葉エンゼルクロスから移籍した池田結月選手らディフエンス陣にも個性豊かなメンバーがそろっている。
インタビューは開幕節の信州ブリリアントアリーズ戦で行った。その試合の感想も交えてお届けしたい。
森田英莉主将、小泉海藍選手はGAME1。他の選手はGAME2後のコメントである。
●森田英莉主将(リベロ)
開幕戦ということで、不安は多くありました。課題も見つかりましたが、何が通用するのか、そういったことも見えた試合になりました。課題を克服しながら、今シーズンを強気で闘っていきたいと思いました。
――GAME1で感じた課題はどういうこと?
森田:まずは自分たちのサーブですね。あとは相手の多彩な攻撃に対して守備面で対応しきれずに、常に受け身な状態で試合をしているような感覚がありました。
1本目がしっかり上がれば、ムイさん(張心穆意選手)もいます。スパイカー陣が思いっきり打つことができれば、通用する部分はたくさんあるな、と。そこに行くまでの過程が自分たちの課題だと思っています。
――メンバーも新しくなりました。これからどういうチームを作っていきたい?
森田:「個性豊かに」というか、みんなの持っているものを活かしていきたいですね。バレーを純粋に楽しむですとか、そういった良さを残しつつ、だけど最後は勝負にもこだわりたい。
そこにどうやってみんなの気持ちを持っていくか。今の私の課題なのですが、チームの気持ちをひとつにできるように頑張りたいと思っています。
●小泉海藍選手(アウトサイドヒッター)
昨季の主要メンバーが少ない中、新しいチームとしてこのリーグが始まりました。自分たちがどこまでできるのか、未知数なところはあります。昨シーズンはリーグ戦で1勝しかできなかった。その悔しい思いもあります。この初戦も絶対に取ろうという強い気持ちで闘っていました。
――自身のプレーの手応えは?
小泉:GAME1はバックアタックで決められなかったですね。自分は昨シーズン、バックアタックに注力してきました。
今日の試合は本数があまり出せませんでした。ムイさんにブロックも集まるでしょうし、そこをパイプで抜いて決めていきたいですね。
フロントではストレートが得意なんですが、今日はストレート打ちも出せなかった。決め玉で勝負すれば自分はもっとできると思っています。
――ムイ選手も帰ってきましたし、ヨラ選手も大型のミドルです。ミドルが強力なチームになりましたが、その中でサイドプレイヤーとしては、どう貢献していきたい?
小泉:自分はサイドだけじゃなくて、ブロードにも回っています。例えばムイさんと自分の2枚だったら、オープンにこだわらず、自分がBに入って、相手のブロックを引きつける。そういう状況も作れると思います。多彩な攻撃を仕掛けていきたいですね。