森保監督率いる日本代表は豊富なタレントを活かしてアジア予選で独走を続けている(C)Getty Images 北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選を戦う日本代表は、6節を終え無敗での首位に立っており、あと1勝で本大会出場が決まるという、…
森保監督率いる日本代表は豊富なタレントを活かしてアジア予選で独走を続けている(C)Getty Images
北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選を戦う日本代表は、6節を終え無敗での首位に立っており、あと1勝で本大会出場が決まるという、独走状態を築いている。
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過去の予選では毎回のようにライバル国と競り合う展開となったものの、今回は日本が“一強”と評されるほどの強さを発揮。ここまでの6試合、全てで相手を圧倒し主導権を握り続けるゲーム展開となった。
日本代表の躍進が大きな注目を浴びている中、チームを率いる森保一監督の“変化”を指摘する海外メディアの反応も伝えられてきている。米スポーツ放送局『ESPN』は、現在のチーム力について高く評価するとともに、森保監督の現在の采配も、これまでと大きく異なっていると見解を示している。
同メディアは、「モリヤスはかつて意見が分かれる存在だった」と綴っており、2022年カタールW杯ではドイツ、スペインを破った一方で、「優勢とみられていたコスタリカ戦でも保守的なアプローチを選択するという不可解な判断を下した」と振り返っている。
またカタールW杯後も、しばらくの間カウンター戦術に固執していたと主張し、その上で、「アジア予選の前ステージ終盤に採用した現在のシステムに落ち着いてからは、慎重さを捨てた姿勢を見せている」と説明。三笘薫や堂安律のウイングバック起用などに、これまでとの変化が表れていると論じている。
さらに、今回の予選の内容にも言及。中盤の遠藤航や守田英正、さらにディフェンダーの町田浩樹等の効果的な攻撃参加もみられたと説きながら、「これらの冒険的なアプローチは、オーストラリアやサウジアラビアといった実力が拮抗している相手に対しても続けられている」と分析。また、同メディアは「しかし、ヨーロッパや南米のトップチームを相手にした場合でも、モリヤスがこの大胆さを貫くかどうかは、まだ分からない」などと見通している。
他にも、今回のトピックでは「現時点で、モリヤスは過去の失敗から学んだようだ」との指摘も記されている。2度目のW杯出場決定が目前となった森保監督の手腕には称賛とともに、さらなる期待も寄せられているようだ。
すでに代表指揮官として6年以上のキャリアを紡いでいる森保監督が、今後に向けどんなチームに仕上げていくのか。日本のサッカーファンからの注目度も高まり続けている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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