男子テニスの横浜慶應チャレンジャー国際テニストーナメント 2024 supported by 三田興産(日本/横浜、ハード、ATPチャレンジャー)は23日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク217位の清水悠太がワイルドカードで出場して…
男子テニスの横浜慶應チャレンジャー国際テニストーナメント 2024 supported by 三田興産(日本/横浜、ハード、ATPチャレンジャー)は23日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク217位の清水悠太がワイルドカードで出場している世界ランク769位の坂本怜を6-3, 6-7 (4-7), 7-6 (7-3)のフルセットで破り、ベスト4進出を果たした。
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25歳の清水が同大会の本戦に出場するのは2年連続2度目。昨年は決勝で綿貫陽介との日本勢対決に敗れ準優勝している。
初の対決となったこの日、序盤は互いにサービスキープを続けたものの、ロングラリーでは徐々に清水が押し込む展開が増えていき、第7ゲームで初のブレークに成功。その後の第9ゲームでも清水がブレークを奪い、先行した。
第2セット、清水が主導権を握り第4ゲームで先にブレーク。坂本は第5ゲーム終了後にメディカルタイムアウトを取得し治療すると、第6ゲームで清水が2度目のブレークに成功。しかし、サービング・フォー・ザ・マッチとなった第7ゲームで1度ブレークを返されると流れが一変し、さらに3ゲームを連取されタイブレークに突入。タイブレークでも先にミニブレークを奪われた清水は挽回できずセットカウント1-1に追いつかれた。
ファイナルセット、流れを変えたい清水だったが第2ゲームで先にブレークを許し追いかける展開に。それでも、直後の第3ゲームでブレークバックに成功すると、ゲームカウント5-5で迎えた終盤第11ゲームで2度目のブレークを奪った。続く第12ゲームのサービング・フォー・ザ・マッチではまたも取り切れずタイブレークに突入したが、このセットのタイブレークをもぎ取り、2時間50分の死闘の末に清水が日本人対決をものにした。
なお、23日は準々決勝と準決勝のダブルヘッダー(1日2試合)が予定されており、清水はこの後の準決勝で世界ランク245位のB・ハッサン(レバノン)と対戦する。ハッサンは準々決勝で同260位のJ・マッケイブ(オーストラリア)をフルセットで下しての勝ち上がり。
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